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【第8回】花note~テルヲとのシーンを振り返っていただきました。〜

花note

千代のもとに再び現れたテルヲ。千代のために社長に直談判するなど父親らしい一面を見せた一方で、相変わらず借金を作っていて…。そんなテルヲとのシーンを振り返っていただきました。

 

【お気に入りシーン】千代が不器用ながらテルヲにお礼を言うシーンが好きです

 

千代の前に、またテルヲ(トータス松本)が現れました。本当にダメな人ですが、それも含めてのお父ちゃんなので、千代としては嫌いにはなれないんです。特に、テルヲが大山社長(中村 鴈治郎)のところにどなり込んで、千代のよさを訴えるシーンは、私もとてもうれしかったです。自分にとってたった一人の父親が、女優としてはまだまだな娘の可能性を信じてくれたんですから。人は、ほんの一瞬でもうれしいことがあると、その瞬間だけは過去の嫌な思い出はどうでもよくなってしまうことがあると思います。千代にとっても、そんな瞬間だったのかなと感じました。

 

その後、千代がテルヲの手当てをしながら「おおきに」と言うところもすごく好きなシーンです。千代も素直になれないから、目を見てお礼は言えないのですが、不器用ながら伝えようとする千代っていいなと思いました。

 

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【杉咲解説!】千代は最後までテルヲを信じていたと思います

 

そんなテルヲに、千代は「うちらはもう親子やあれへん」と言ってしまいました。

千代のことを少しでも大切に思っていたら、千代のお金を盗むなんてできないはずで…テルヲと家族になりたかったけれど「やっぱり無理なんだ」と改めて感じてしまったからこその言葉だったんです。

 

でも、最後までテルヲを信じる気持ちもあったと思います。

 

千代は持っていたお金を投げ捨てますが、「そのお金は拾わないでほしい」と願っていたと思うし、私もそう願いながら演じていました。テルヲがお金を拾う最後の瞬間まで、千代はテルヲのことを信じていたんだろうと思います。

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