まんぷく特集記事

2018年12月22日 (土)

さよなら塩軍団(前編) 思い出のシーン編

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物語の中盤を盛り上げてくれた通称「塩軍団」のみなさん。

「たちばな栄養食品」の解散にともない、惜しまれながらも解散となりました。

 そこで、緊急企画「さよなら塩軍団」と題し、塩軍団の皆さんに4つのグループに分かれて、いろいろとお話をお聞きしました!

前編では「印象に残った思い出のシーン」について語っていただきました。

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中尾(岡)「僕はみんなで釣りをしているところですね。みんなで釣りをしながらそれぞれの生い立ちを語ったりとか」

前原(小松原)「僕たちのシーンで、唯一、戦争を感じさせるシーンですよね」

中尾(岡)「そう、戦争を感じる。やっぱり苦い経験をしてきた男たちを感じるシーンだから。それまでの空気とはガラッと違う空気になっているのかなと思いますね」

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永沼(赤津)「僕は憧れの松坂慶子さんと料理セッションできたシーンがすごく楽しかったです。料理セッションって言っちゃいましたけど(笑)」

中尾(岡)「めっちゃ緊張していたもんな」

永沼(赤津)「めっちゃ緊張した。タイを三枚におろすなんてやったことないんですけど、料理指導の先生に教えていただいて。しかも後ろでちゃかされながら」

前原(小松原)「誰が一番ちゃかしていた?」

永沼(赤津)「中尾さん(笑)。タイなんてね、安くないんですよ。それをね、ただでさえ緊張しているのに『できんのかよ、うまくできんのかよ』って」

中尾(岡)「だって、一回しかないからね。これ、失敗できないから」

スチール(長久保)「みたいなことを言われながら(笑)」

前原(小松原)「鬼のプレッシャーをかけられていたんですよ(笑)」

中尾(岡)「でも上手にできていたよね」

前原(小松原)「ほんと、ガチガチだったけどね(笑)」

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 前原(小松原)「僕はやっぱりタカちゃんをずっと見ているところですね。タカちゃん好きな3人、通称“タカちゃんラバーズ”(小松原、堀、増田)でいると、割と自由にできたりするんで。基本的には、タカちゃんと神部さんを何かの陰からのぞいていることが多いんですけど(笑)。楽しかったですね」

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 スチール(長久保)「僕は海辺で作業をしながら歌うシーンですね」

中尾(岡)「あ、『リンゴの唄』歌うやつね」

スチール(長久保)「そう。最初、軍歌を歌うんですよ。でももう軍歌は嫌だって気持ちがみんなの中にあって、当時の最新の流行歌を歌うんですよね。それでみんなの心がひとつになったというか。もう戦争じゃないだって気持ちもあって」

中尾(岡)「うん、そうだね」

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毎熊(森本)「僕は、作業しながら歌を歌うシーンですね。最初に神部が軍歌を歌うんですけど、軍歌はもうやめてくれってことから始まって。作品的には僕らは戦後から出てくるので、戦争中に経験したそれぞれの暗い部分は描かれてないじゃないですか。でもああいうところで、その時代が表現されているんですよね。『リンゴの唄』の歌詞も、今の時代では絶対思いつかないような歌詞で、それをみんなで歌うことで、この先もずっとこいつらと一緒にやっていくんだなってことがすんなり入ってきたんですよね」

川並(佐久間)「あの時の森本の『軍歌はもううんざりじゃ』で、初めてバックボーンが見えたというか。めっちゃ辛いことあったんやなって思ってグッときましたね」

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 毎熊(森本)「戦争に行った人、行ってない人がいると思うけど、戦争があって、ご飯が食べられない中で『満腹になりたい』って気持ちは大事かなと思った。特に初期はご飯ね」

三好(峰岸)「ほんとに少なかったことあったし」

毎熊(森本)「『こんだけか』って言ったりね。そういうことも含めて、『リンゴの唄』をみんなで歌ったのは印象的でした」

三好(峰岸)「ずっと思っていたんですけど、最初、仕事さぼったり、ひとりクールでいた森本さんがみんなと歌ってるのがなんかギャップ萌えでしたね(笑)しかもさりげなく」

毎熊(森本)「だって脚本にかいてあるから。全員って」

三好(峰岸)「あれはキュンとするなー、男ながら(笑)」

毎熊(森本)「脚本に忠実にやっとります(笑)」

梅林(大和田)「大和田栄ニは感情がないんですよ。ないっていうかほとんど出さないんですね。でも唯一、ちらっと感情が出てくるのがごはんを食べている時なんですよね。さっきもごはんの話になりましたけどね。ごはんがほんとにおいしくて。今日撮ったシーンでも、なすびが出てきたんですね。僕、なすび、大嫌いなんですけど、めっちゃおいしくて。目の前のスチール(哲平)に『なすびおいしいから食べ、なすびおいしいから食べ』ってずっとなすびをすすめていました。もうお芝居じゃないですね、そこは(笑)」

三好(峰岸)「ほんとに全部おいしいですよね」

毎熊(森本)「うまいっすねー」

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川並(佐久間)「僕はワカメ取りのシーンですね。けっこう荒波でして。しかもワカメを体に巻いたことなんてなかったんで。ワカメってこんなに臭いんやなって思いました(笑)。それに日焼けしているんでしみるんですよね」

毎熊(森本)「そうそう。それに寒かった。真夏のロケだったのに。日が暮れる頃に撮ったからね。ちょっと風邪引いたもん」

梅林(大和田)「ちがうちがう、毎熊さんはその後の温泉卓球で風邪引いたんですよ」

毎熊(森本)「いや、それはないわ(笑)」

川並(佐久間)「(並べてあるロケ写真を見て)でもやっぱり海のシーンはええ写真が多いね」

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三好(峰岸)「そうそう。僕たちがクランクインしたのも淡路島ロケでしたよね。一発目に撮影したシーンは泉大津に着いて海に出るところ。物語上は(登場順番が)違いますけどね」

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三好(峰岸)「僕は塩作りかな。撮影が始まる前に、みんなで塩作り体験合宿に行ったじゃないですか。実際に塩作りの体験をしてから、撮影に入って、セットとはいえ、釜も本物で、煎熬(せんごう)もちゃんとやって。撮影やからって手を抜いたりは一切ないから、めっちゃ大変で。シーンにすると1分とか数秒なんですけど、ほんまにやったから筋肉痛にもなったし、リアルに頑張ったなと」

川並(佐久間)「それがゆえに、最初に作った塩がちょっとしかできへんかったから、リアルに落胆した」

三好(峰岸)「ほんまにそうでしたね」

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川並(佐久間)「でも清香軒のご主人役の阿南(健治)さんに救われたよね。『ほんまもんの塩やー、うれしいなあ』って」

三好(峰岸)「そう。ほんとにほんとにうれしかったですね」

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中村(高木)「思い出のシーンと言われたら手りゅう弾ですよね」

関(堺)「そう、僕ら三人、手りゅう弾組ですから。海に向かって、手りゅう弾を投げるシーンね。ストレスたまっていて。海から本当に火薬がボーンとあがるんですけど、なかなかこんなことできないよって話も聞いていて」

南川(野村)「スタッフさんもドキドキしていましたよね。こんなことめったにないって」

関(堺)「カメラ的にはお父さんをねらっているんですよ。あ、もうお父さんでいいよね?」

中村(高木)「はい、お父さんで」

南川(野村)「年齢的には関さんの方が上なんですけどね」

関(堺)「一番老けているからお父さんって呼んでるんですよ、みんな」

中村(高木)「やかましいわ、ほんま(笑)。もう話つづけて!」

関(堺)「はいはい(笑)。カメラ的にはお父さんが投げた手りゅう弾は全部映るから、まっすぐ真ん中に投げてくれと。でもね、何回やっても右にいくんですよ(笑)で、だんだんよからぬ空気になってきて」

南川(野村)「次、外れても、もう爆発させちゃおうか、みたいなね。いや、もう、あの緊張感がこっちまで伝わってきましたよね」

関(堺)「いや、あれはやばかったね」

南川(野村)「お父さん、マジで頼むって念を送っていましたから。ほんまに」

関(堺)「で、最後、どうなったんだっけ?」

中村(高木)「ええ感じのとこにいったよ」

関(堺)「微妙なとこね。真ん中でもなし、右でもなし、みたいね(笑)」

中村(高木)「でも結局、5投球くらいやったと思うよ。あの手りゅう弾も作っていただいた物やから、そんなに数ないし」

関(堺)「そうそう、投げる度に、ダイバーさんが潜って取ってくださって。カメラが写ってないところで、3人くらいのダイバーさんがスタンバイしてくれていました」

中村(高木)「ありがとうございました!」 

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南川(野村)「僕、個人的にはずっとふんどしやったんで、ふんどし焼けしたことですね。お尻の皮むけました(笑)」

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関(堺)「僕は東京に行った組でもあるんですけど、東京のマドンナ・美代ちゃんが神部さんのこと好きで。最後の別れのシーンをのぞき見しているんですよね。神部さんが事務所に帰ってきて、みんなで嫉妬するってところで、それぞれがどの立ち位置にいたらおもしろいかって自分たちで決めたんですよ。そしたら演出の方が『おもしろい』って言ってくださって、そのまま採用されたんですよね。今までみんなで遊んだりしながら過ごしてきた時間がこのシーンで生きたんだなって思ったら、ちょっと感動しました」

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中村(高木)「僕はちょっとピリっとしたシーンで言うと、雑居房の中でのシーンですよね。『なんで魚取るのに手りゅう弾なんか使ったんや』ってみんなに責められて、『お前らも食べたやろ』って逆ギレじゃないですけど、感情の爆発みたいなものが自分の中でもあって。あそこは物語的にも大きなシーンだと思うんですけど、自分の中でも強烈に印象に残っているシーンですね」

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榎田(倉永)「僕、別格で印象に残っているシーンがあるんですけど、神部さんたちと闇市に菜種油を買いに行くシーン。業者役の相手の人、リハーサルまではすごく優しかったのに、本番だけ急にぶちギレ始めて。首ねっこつかまれて、倉永がほんまにただただ弱いやつになっていて。どうやら演出のなせる技だったみたいなんですけど、もうドッキリかと思いました(笑)」

辻岡(増田)「へー、そんなことがあったんや」

榎田(倉永)「相手にぶちギレられたら、なんか僕もキレてしまって」

堀(原)「へーどうやったの?」

榎田(倉永)「『高すぎるやろ!』みたいな。そんなキャラじゃないのに(笑)」

堀(原)「火がついちゃった」

榎田(倉永)「そう、火がついちゃって(笑)。そこが印象的です」

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辻岡(増田)「僕は最初の自己紹介のシーンですね。短いスパンでトントントンとみんなが自分を伝えていくシーンで、それぞれが短時間でどれだけ自分のキャラを出すのかを見ているのが楽しかったです。長久保役のスチール(哲平)さんは、バット持ったりしていて。マッスー(増田)はすごくぶっきらぼうに自己紹介しました。みんなのこと全然信用してねえし、なんか周りおっさんばっかだし、ここでずっとやっていけるのかな、みたいなテンションを出しました」

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堀(原)「僕は、雑居房の中で、福子さんからの手紙を萬平さんに読んでもらって、『母ちゃんに会いたか』って言うシーンですね。福子さんとお母さんをどこか重ねてしまう部分があったというか。思わず泣いてしまうんですけど。堀は佐賀出身で家族思いというところもあるんですね。だから、塩軍団のこともそうですけど、鈴さん、萬平さんのことも家族に似たような感覚で慕っていたんだと思うんですよね。その後にみんなで『赤とんぼ』を歌うんですけど、本当に自分の地元を思い出すくらいの気持ちになって。一番印象に残っています」

後編では、塩軍団を演じられたみなさんのプライベートでの仲良しエピソードをお届けします。お楽しみに!

 

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