まんぷく特集記事

2018年10月20日 (土)

大好きな咲姉ちゃんはいつまでも心の中に(後編)

-福子の姉・小野塚咲役 内田有紀

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結核で亡くなった咲が、鈴さんの夢の中に現れました!

気になる咲の今後の展開や家族との思い出のシーンなどについて伺いました。

 

夢枕の咲は鈴さんと福子の願望を投影した姿。

-亡くなった次の回、咲が鈴さんの夢枕に立ちました!生前の咲と夢の中の咲。演じる上での違いはありますか?

咲は命尽きた当時の姿で夢に現れるので、特に違いは無いのですが、髪型や服装は少しずつ変化して行きます。そして咲は、自分から夢に出てきているわけではないそうです。今後、お母さん(松坂慶子)と福子(安藤サクラ)の夢の中にたまに出てくることになるのですが、咲が話す内容は、咲自身が言いたいことではなくて、お母さんと福子がそれぞれ心の中で思っていることなんです。咲にはそういうことを言わせたいと、脚本の福田(靖)さんも監督もおっしゃっていました。

特にお母さんは、どこか罪悪感があったり、自分を戒めないといけないという気持ちや、同意してくれる仲間が欲しかったり…そういった複雑な思いを持っていますよね。そういう思いを、夢の中の咲に投影していると感じます。

 

ツナ缶を食べたぐらいでこんなに怒られちゃうなんて…!

-生前の咲と家族のシーンで印象的だったのはどのシーンですか?

家族とのシーンでおもしろかったのは、お母さんがこっそりツナ缶を食べて、責められるシーンですね!

まずは(松坂)慶子さん側からカメラをまわして、次に私たち姉妹側からもカメラをまわして…といった感じで何回もお芝居するんですけど、何回やってもおもしろいし楽しいんです。

「おなかが痛くなるのは本当なのよ」っていうお母さんの言い分もうそじゃないと思うんですね、精神的なことでもあるので。それをツナ缶を食べたことで、こんなに怒られちゃう今井家ってチャーミングすぎます(笑)。しかも、最後は「え、福子のせいなの?」って感じで終わるのも絶妙で。

咲は唯一、真剣に受け止めてお母さんをかばうんですけど、妹達がお母さんを責めすぎていて、そこがおもしろくてしかたなかったので、必死に笑いをこらえていました。だから撮り終えた後は、みんなで大爆笑でした。このシーンは福子と鈴さんのこれから続く母娘関係のおもしろさの最初ですからね。とてもいいシーンになったなと思います。母と三姉妹、それぞれの性格がとてもよく出ていたとシーンだと思います。

 

撮影初日からすでに本当の母娘、姉妹のようでした。

初日から特に打ち合わせすることなくスタートした現場でしたが、家のセットの中に入った瞬間、それぞれの立ち位置が決まっていました。これは、本当に珍しいことなんです。そして一致団結してみんなで必死に初日の撮影を全うした頃には、もう、すっかり家族でした。

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真一さんの真っ直ぐな想いに心打たれました。

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- 真一さんとのシーンで印象的だったのはどのシーンですか?

第1話、橋の上で真一さんの真っ直ぐな想いに答えるシーンです。『結婚式は派手にしなくていい』『はい』と言う短いシーンですが、2人の誠実さや穏やかさが現れた良いシーンだなぁと思いました。

大谷さんと撮影の日は2人で色々話して、とても良い雰囲気の中撮影出来た事を覚えています。「まんぷく」の現場は私が久しぶりに現場に戻ってきてもアウェイ感はまったく感じないです。

これからも咲は夢枕ではありますが、たまに出てくることになりますので、忘れないでくださいね。

 

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