まんぷく「福ちゃん通信」

2019年01月19日 (土)

福ちゃん通信vol.16

 ヒロイン・福子役の安藤サクラさんの第16週の感想は「私の家は福子の家とそっくり!」です。

そんなサクラさんに、撮影時のエピソードや印象的だったシーンなどについて振り返ってもらいました。

香田家のシーンは毎回、ものすごいスピード感!

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女性モデルとアトリエに籠もりきりで、ヌードまで描き始めた忠彦さん。

画家の妻として理解をしてきた克子姉ちゃんもついに放心状態。タカちゃんから助けを求められた福ちゃんと鈴さんが香田家に向かい、吉乃ちゃんも加わって女性5人で忠彦さんに詰め寄ります。

「毎回、香田家のシーンは、忠彦さんが『ダメでもともとや』って言ってから始まるんですよ。テストまではみんなわりとゆるい感じでやっているんですけど、本番が始まると、すごいスピードでバーっとかけあいが始まるんですね。みんなの集中力と瞬発力がほんとにすごくて。カットがかかった後は、みんなで『ほぼ事故だったね』って言い合っています。例えるならば、アクセル全開で道を走っているみたいな状態ですね。すごく緊張感がありますよ」。

子どもが大きくなって変化した福子のスタンス。

自宅が差し押さえられ、借家に引っ越すことになった立花家。福ちゃんはつとめて明るくふるまい、みんなでリアカーを押しながら、再出発を誓います。

「福子は萬平さんがやりたいことをやってほしいという気持ちがあるので、決断は委ねています。その上で、福子が何をしないといけないかというと、今まで通り、萬平さんを励ましたり、周りの環境を整えたりももちろんあるのですが、ある程度大きくなった子どもがいるっていうのが、20代の福子と30代の福子の一番大きな違いだと思います。20代の頃の子どもたちはまだ手の中に収まる大きさでしたから。まずは子どもたちが苦しい思いをしないように、親がその選択をしたところで、どのように子どもたちを守っていくのか。

やっぱり子供たちにとっては、環境が変わるというのはすごくストレスがかかることだと思うんです。ただ、お金があるとかないとか、そういう物理的な変化は乗り越えられる大きな気持ちを持って欲しいという親の願いもあるんですね。だから、福子は子どもたちの前で、明るくふるまっていたんだと思いますし、それは母として、難しい部分でもありました。こういう葛藤は今後も続いていくと思います」。

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「余談ですが、立花家の庭にあったブランコをうちの娘がすごく気に入っていて。夕飯休憩の間にあのブランコ遊びに行くのが楽しみで、忙しい中での私たち親子の憩いの場所だったんですね。それが家が差し押さえられて引っ越さなくいけなくなってしまって。そういう意味でもさびしかったですね」。

福子の家と自分の育った家がそっくり!

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どんなに逮捕されても、自宅が差し押さえられても、常に夫を信じて支え続ける福ちゃんですが…。

「最近になって、自分の育った環境と福子の家がそっくりだってことに気づいたんです。うちの父は自分のやりたいことをやっていて、母はどんなことがあっても父のことを、本当に福子みたいに支えていて。そしてそこには、鈴さんにそっくりな母方の祖母がいて。母方の祖母はすごく強い女性だったので、父との関係が対等だったんです。

『どっちが大黒柱?』って聞かれたら、『おばあちゃま、お父様どっち?ふふふ』って笑いでごまかすっていう会話が幼いころからあったんですね。そして、私も福子のように姉がいますし。福子の家ととても似た環境で育ったんだってことに、今さら気づきました。今さらっていうのが不思議なんですけど、似すぎていて、逆に気づかなかったのかもしれませんね。

10代の頃から福子という役をストレスなく演じてこられたのは、そういうベースの環境があったからこそ、私が福子というキャラクターを受け入れやすかったんだろうなと思います。福子に関しては、頭で組み立てて役を考えるというよりも、初めに台本を読んだ時から、感覚だけで受け入れられていたんですよね。それはすごい出会いだなって思いました。

だから、なぜ福子が自宅を差し押さえられて、子どもたちを連れてリアカーを引くことになっても、こんな風に気丈でいられるのかっていうことに対しては、わりとなんの疑問もなく受け入れられました。夫婦の形はこんなもんなんだって」。

親友の前で泣く福子の気持ちはよく分かります。

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自宅が差し押さえられ、借家に引っ越さなくてはならなくなった立花家。鈴さんはショックにあまり寝込んでしまいますが、福ちゃんは「家族4人、力を合わせて頑張ります!」と明るく宣言。と、その時、福ちゃんのことを心配した敏ちゃんが玄関先に。福ちゃんは親友の敏ちゃんを前に「ほんまは怖いの。不安でたまらないの」と初めて本音を口にし、涙を流します。

「福子の気持ちはよく分かります。私にも福子と同じように長いつきあいの友人がいて、家族よりもきっとその子のほうが、私のよちよち歩きの頃からの苦しい部分をたくさん知っていると思います。そういう意味でも福子と私の環境は似ているんでしょうね。もちろん姉とだけ話すこともあるのですが、やっぱり友人の前の方が自分らしく話ができるっていう福子の気持ちはとてもよく分かります。

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そして、福子という役を演じる上でも、女学校時代からの敏ちゃんとハナちゃんとの関係性が要所要所で描かれているので、今、時間がたって、久しぶりに敏ちゃんとお芝居をしても、当時のことを思い出して、3人で仲よくすごした時間を感じることができるんです。

だから私自身が共感するという部分もありますし、福ちゃんを演じる上でも、とても素直に理解することができます」。

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「敏ちゃんが訪ねてきてくれた時、たたずまいや表情などすべてがとてもきれいで、『美しい』って思わず言ってしまったほどでした。敏ちゃんも年を重ねたんだなと感じました。

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2人で喫茶店で話しているシーンは2人ともすっかりおばちゃんみたいですしね」。

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多くを語らなくてもお互いの気持ちを察することができる福ちゃんと敏ちゃん。

福ちゃんをなぐさめる敏ちゃんはまるでぼさつのように優しく美しく、そんな敏ちゃんにしがみついて泣く福ちゃんの姿に、思わずもらい泣き。

かつて、憲兵に捕まった萬平さんのことが心配でたまらないのに、鈴さんには話をすることができず、ホテルを訪ねてきてくれた敏ちゃんとハナちゃんの顔を見て、思わず涙があふれた福ちゃんの姿を思い出しました。

それでは、次回の「福ちゃん通信」は1月26日(土)公開予定です。お楽しみに!

 

 

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