高校野球

2020年07月13日 (月)

今こそ届けたいエール~大阪桐蔭~

新型コロナウイルスの影響で、春と夏の甲子園が中止になり、球児の熱戦とともにアルプススタンドの応援も見られなくなりました。
そこで「今こそ届けたいエール」と題して、甲子園でなじみ深い応援曲を紹介するとともに、次の舞台を目指す吹奏楽部の思いを伝えます。

1回目は大阪桐蔭高校です。大阪桐蔭と言えば、野球!と思われがちですが、吹奏楽部も負けていません。全国コンクールで金賞4回の輝かしい実績を誇る吹奏楽の強豪です。

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 【野球部のために創部】

大阪桐蔭の吹奏楽部は、実は今から15年前、「野球部の応援のために」創部された歴史があります。
創部の翌年に就任した梅田隆司監督「何と言っても誰かのために演奏するというのが音楽の一番の基本だと思います。野球部の応援に付随して、いろんなコンクールや演奏会でも子どもたちが活躍できるようにと頑張ってきました」と話します。

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 【オリジナル曲「You are スラッガー」の誕生】

その大阪桐蔭のオリジナル曲として知られているのが、「You are スラッガー」。
その年に最も力のある打者の応援曲として使われていて、2回目の春夏連覇を達成したおととしは、4番の藤原恭大選手(現・ロッテ)の応援曲として演奏されました。
相手投手に襲いかかるような力強いメロディーを繰り返すこの曲が誕生したのは、平成24年。
その前の年は春夏続けて甲子園出場を逃し、演奏で野球部を後押ししたいと、梅田監督が知人の作曲家に曲作りを依頼しました。

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 【「You are スラッガー」とともに甲子園優勝6回】

「You are スラッガー」という曲名には、「ここ一番で力を発揮する強打者」という意味が込められています。
この曲が初めて甲子園で演奏された年には、藤浪晋太郎投手(現・阪神)や森友哉選手(現・西武)などの活躍で、史上7校目の春夏連覇を達成しました。
その後も圧倒的な強さをみせ、おととしには史上初となる2回目の春夏連覇を成し遂げるなど、「You are スラッガー」の誕生とともに、大阪桐蔭は春夏あわせて6回の優勝を飾っています。

sports_hsb200710_4.jpg【レパートリー豊富】

「You are スラッガー」に加えて大阪桐蔭の応援の特徴は、多彩な曲目です。
毎年、吹奏楽部の生徒と野球部員が相談して応援曲を選んでいるそうです。流行の曲はもちろん、クラシック音楽やアニメソング、さらには演歌まで。
吹奏楽部の生徒が楽譜を作れることと演奏技術の高さが、曲のレパートリーを支えています。

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 【再び甲子園で躍動する日を目指して】

大阪桐蔭は去年は甲子園出場を逃し、出場が決まっていたことしのセンバツ高校野球も中止になりました。
吹奏楽部の小川ななみさん(2年)は「わたしたち2年生は一度も甲子園の舞台で応援をしたことがないので、すごくやりたい気持ちはあります」と話していました。
吹奏楽部もコンクールや演奏会が相次いで中止となるなか、インターネットで華麗な演奏を披露するなど、野球部とともに再び甲子園で躍動する日を目指して腕を磨いています。

※大阪桐蔭高校吹奏楽部の演奏が見られるのは、YouTubeチャンネル「Kenji Sebastian」。

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(高校野球担当 今村亜由美記者)

 

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