高校野球

2019年08月20日 (火)

強いキャプテンであれと決めていた

 

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甲子園に来て体力的にも、メンタル的にもしんどいことはいっぱいあった。

だけど、自分が弱みを見せるわけにはいかない。

 

20日、星稜との大一番。

中京学院大中京のキャプテン、藤田健斗選手は試合前にそう話していた。

 

kento2.jpg(滋賀県長浜市長杯優勝時:小学6年生のころ)

 

野球は小学2年生の頃に始めた。

それから10年余り、キャッチャー一筋だ。

野球のために努力することはまったく苦にならない。

中京学院大中京ではキャプテンとしてチームをまとめてきた。

 

チームのため、チームの足りないところを補うキャッチャーでありたい。

 

いつもそう思ってきた。

 

エースの不後祐将投手は1年生のころから、ともにベンチ入りしてきた仲間だ。

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不後祐将投手

バッテリーを組んでぶつかることもありましたが、チームを常に引っ張ってくれる。

藤田が弱音を吐いたりしている姿は見たことがありません。

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試合は星稜のエース、奥川恭伸投手をとらえられない苦しい展開が続いた。

 7回だった。

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チーム2本目のヒット。意地は見せた。

でも、中京学院大中京がここまで3試合で見せてきた「終盤の粘り」はここまでだった。

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橋本哲也監督

最後の一球まで、藤田はあきらめず、 弱い姿を見せなかった

あいつがベストフォーまで連れてきてくれた。

 

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藤田健斗選手

やりたい野球をやれたので、 悔いはありません。

みんなに厳しいことも言ってきたけれど、ついてきてくれた。

最高のチームでした。

 

しかし、取材時間が終わる最後の最後だった。

 

悔いはないといいましたけど、やっぱりチームを勝たせたかったです。

 

弱い姿を一切見せなかった強いキャプテンが流す涙は、きっとこれが最初で最後なのだろう。

 

【甲子園取材班:森脇貴大記者】

 

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NHK甲子園 特設HP

 

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