高校野球

2019年08月17日 (土)

もし私が日本生まれだったら

 

もし私が日本生まれだったら、球児として甲子園に行きたい。

 

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香港から来た留学生のチェン・ヘンリーさん(19)はしみじみそう思っています。

日本の野球漫画に影響されて、小学2年生から高校3年生まで11年間、野球を続けました。

「タッチ」や「クロスゲーム」の中に描かれた情熱的な甲子園に惹かれたと言います。

 

しかし、香港では野球の人気がありません。

毎年5月、高校野球大会が開かれますが、出場はわずか10校あまり。

 

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スタンドには観客も応援団もいません。

試合時間はおよそ1時間半。だいたい4回で終了です。

日本で議論されている球数制限の問題も香港の高校野球では無縁です。

 

チェンさん

1、2年生は制限があってもいいのかもしれません。

3年生は、体力的にも精神的にも仕上がってきています。

球数は無制限でも納得できると思います。

 

野球も、日本に留学した理由の1つです。

野球が盛んな日本にくれば、もっと試合を見ることができる。

大学でも野球ができるかもしれない。

そんな思いで日本に来ました。

 

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(写真は本人提供)

11日の日曜日。チェンさんは、初めて甲子園に来ました。

炎天下の甲子園。

暑いし、人混みがすごい。でも、みんなが一緒になって応援している。

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ライトスタンドに座っていても、3塁側の応援の声が届いてくる。

迫力がすごい。

 

インターネットで高校野球中継を見ていただけでは分からない世界。

球児だけでなく、応援団とか選手の家族とか、みんながまとめて完成させる特別な空間がそこに広がっていました。

 

チェンさん

こんな暑い夏こそ、何かにチャレンジしてみたいという気持ちが高校生ならあるのだと思います。彼らにとって学校以外で輝ける場所なのかもしれません。試合が終盤に近づくと、負けている方に応援したくもなります。夏を終わらせたくないという球児たちの気持ちを球場で味わうことができました。

 

ひたむきに白球を追いかける球児たちに自分を重ねて、チェンさんは思います。

 

球児として甲子園に出場してみたかったな。

 

【甲子園取材班:油布彩那記者】

 

 

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NHK甲子園 特設HP

 

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