高校野球

2019年08月17日 (土)

ほおの骨折乗り越えマウンドへ

夏の全国高校野球、大会10日目の第1試合。岡山学芸館は前の試合で打球を顔に受けて1回途中でマウンドを降りた丹羽淳平投手が再び先発しました。試合中に顔の骨が折れるアクシデントを乗り越えた丹羽投手。敗れはしましたがその表情は充実感にあふれていました。

【マウンドで打球が】

「顔に当たる瞬間、ボールが大きく見えた。ゆっくり迫ってくる感じだが手は出せなかった」岡山学芸館の丹羽淳平投手が振り返ったのは、今月10日の2回戦の広島商業との試合。1回ツーアウトで3番バッターのライナー性の打球を顔面に受けるアクシデント。そのままマウンドをおりて病院で手当てを受けました。診断結果は「左ほおの骨折」。病院から試合の途中でベンチに戻った丹羽投手「病院にいるときは、医師にも“ベンチには入れない”といわれたが少しでもみんなと一緒にいたかった。大声は出せないが甲子園の雰囲気というのをみんなと感じたくて。ベンチに入れてもらって、見ていていいチームだと思った」

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【骨折乗り越え再びマウンドへ】

チームの逆転勝ちを見届けた丹羽投手。不在の中でも結果を出してくれたチームに「早くチームに帰って力になろう」と強い思いを抱きました。試合後、治療を続け医師の許可を得て3回戦に間に合わせました。先発を託された丹羽投手。「(2回戦で)勝ってくれたみんなに感謝し、取り返す気持ちで」と臨みましたが、作新学院打線につかまりました。1回、いきなり2本のヒットで先制点を奪われ、合わせて5点を失い3回でファーストの守りにつきました。その後も作新学院の勢いは止まらず大差をつけられました。

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【最後まで・・・】

9回、マウンドには再び丹羽投手の姿がありました。フォアボールを出したものの持ち味の緩急のあるピッチングで作新学院打線をこの回ノーヒットに抑え無失点で切り抜けました。試合後の丹羽投手に涙はありませんでした。「調整して、みんなの役に立つ投球をしたかった。最後は抑えることができて、全力でやりきったので後悔はない」。そして、こう言い切りました。

最後まで笑顔で野球ができて、よかった」 

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