2023年12月19日 (火)
「プロ野球 ゴールデン・グラブ賞 受賞者に贈られる金色のグラブ製作現場」【廣 由梨】
プロ野球で守備の優れた選手に贈られる「ゴールデン・グラブ賞」。
今年は 阪神から5人とオリックスから3人、関西2球団から合わせて8人が選ばれました。半数近くが関西からの選出でした。快挙ですね!
毎年、その表彰式で贈られるのが「金色のグラブ」。
実はこれらは奈良県の工房で作られているんです。
このグラブの製作を20年以上にわたって手がけているのが宮崎敏丸さん(50)。
年に1度の楽しみでもあり、すごく緊張する仕事でもあるといいます。
金ぱくを貼り付けた革は、少しのこすれなどではがれやすく、一般的なグラブよりも丁寧に扱わなければならないため製作が難しいそうです。
さらに表彰選手の発表が11月の上旬で、そこから選手に贈られる表彰式までわずか3週間ほどしかありません。ことしは、全体のうち14個のグラブを作らなくてはならずスピード勝負でもあるんです!急ピッチで製作され完成した「ゴールデングラブ」。
宮崎さんは、表彰式の会場で実際に選手に手渡される瞬間を見たこともあるそうで、
「あの瞬間がいちばんほっとする」と心境を話してくれました。
また来年も「選手たちのすばらしいプレーを期待している」と笑顔でした。
貴重な製作現場を見ることができた取材でした。
来年はどの選手のもとにゴールデングラブが渡るのか・・・。
今から楽しみです!
スポーツキャスター 廣 由梨(ひろし ゆり)
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