2023年10月10日 (火)
阪南市に行ってきた俺の話を聞け~♪ 山編【當麻 陽香】
「俺の話(はんなんし)を聞け~♪」というダジャレも交えて
前回“海のええやん”をお伝えした、大阪・阪南市の旅。
つづいては山です。
街の中心からおよそ5キロ行くと阪南市唯一の牧場がありました。
松田武昭さんに牧場を案内してもらうことに。
ここでは大阪のブランド牛“なにわ黒牛”を200頭ほど育てています。
実は松田さん、もともとは食肉市場の営業でした。
しかし農家から「牛を飼ったことがあるのか?」と問われて
返答できなかったことが悔しくて悔しくて・・・。
なんと60歳の時に仕事を辞めて牛を飼い始めました!!
「すごいですね」と言うと
「人生は一度。悔いが残ったらあきません!」とスパっと言い切る松田さん。
非常にかっこよかったです。
60歳になった時、私は何に挑戦したいと思うのだろうか…?
今は全く想像がつきませんが、私も松田さんのように挑戦し続ける人でありたいなと。
そして未来が楽しみになりました。
さ、そんなパワフルな松田さんに育てられているなにわ黒牛は
G20でふるまわれたり、ふるさと納税の返礼品になったりと高い評価を受けています。
そんな牛たちの性格はというと・・・。
ぺローン!
おぉ!!舐められた!!!!モ~~~ビックリしましたよ(笑)
しかも舌がザラザラ!初めての体験!!
初対面の私が相手でもこんなに人懐っこい!!
その理由は松田さんが“ビタミン I”を大事にしているからとのこと。
I ???ってなんだっけ・・・?と思っていると松田さんはこの笑顔。
「“I(アイ)”というのは“愛”のこと。これがウケるんですよ~」と。
なんてチャーミング!!
愛情をギューギュー込めて育てているのですね!!(私も負けていられない…笑。)
そんな松田さんのこだわりの育て方は“長期間”だということ。
通常27か月ほどで出荷するそうですが、
松田さんは32か月ほどかけてゆっくり育てているとのこと。
そうすることで光沢があってお肉の繊維が細かくて柔らかい、
さらには口溶けが良いお肉になるそうです。
お味はというと・・・。
あっんまぁ~~~い❤
口に入れた瞬間とろけました!
しかも!塩やタレなしで食べても本当に甘くておいしかったです!!
松田さんは阪南市に足を運んでもらうきっかけになればと話していました。
阪南の“山のええやん”には愛やうまみがギュ~っと詰まっていました!!
リポーター 當麻 陽香(とうま はるか)
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