2023年06月05日 (月)
活気が戻るスポーツ大会~大阪城トライアスロン~【廣 由梨】
新型コロナウイルスが5類に移行されて感染対策が緩和される中、スポーツの現場も活気を取り戻しています。
今回、取材したのは、“大阪城トライアスロン”。
大阪の街並みをPRしようと、2017年から始まった大会は「スイム(競泳)」の会場が独特なんです。
それはなんと“大阪城のお堀”。
その珍しさから多くの観客が集まっていました。
参加した選手たちによると、海などと違って潮の流れや波がないため、泳ぎやすいそうです。
大会の1週間前、そのお堀では…。
トライアスロン協会の人たちが清掃をしていました。
お堀の水は、国際競技団体が定める水質基準値をクリアしていますが、参加者が安全に気持ちよく泳げるようにと準備にあたっていました。
大きな木も見つかりました。
この3年間は新型コロナの影響で、海外の選手を招待できず、沿道からの応援も自粛。
大会が中止となる年もありました。
第1回大会から運営に携わっている中谷友裕さんは「コロナ禍は観戦をご遠慮くださいという時期もありました。そこを脱して、選手や観客が一体になって盛り上がれる大会になれば」と話していました。
そして迎えたことしの大会。
700人を超える参加者が集まり、沿道も応援する観客で熱気があふれていました。
“がんばれ!”という大きな声援をあれだけ聞いたのは私も本当に久しぶりで、元気をもらえる空間でした。
もちろん、走りきった選手たちからも、たくさんの笑顔が見られました。
中谷さんが本来の姿に近い形で大会を開催できたことについて、笑顔で話してくれたことばが印象に残っています。
「コロナが明けたって感じで活気があって非常にうれしいです。お堀で泳ぐのは、日本中を探しても世界中を探しても大阪城大会だけになります。その点もっとわれわれもアピールして、大会の認知度を上げていきたいなと思います」
これからも、活気あるスポーツの現場をどんどん取材していきます!
スポーツキャスター 廣 由梨(ひろし ゆり)
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