2023年04月03日 (月)
音楽あふれる 大阪 豊中市♪ 【廣 由梨】
2023年最初のロケは、大阪・豊中市へ。
豊中市は、音楽大学やプロの音楽楽団がある、♪ 音楽の街 ♪として知られています。
毎年、街じゅうのいたるところでコンサートが集中的に開かれる「音楽月間」と呼ばれるものが行われています。
この日訪ねたのは、ある方のご自宅で行われていた親子向けのコンサート。
ヴァイオリンやビオラなどの弦楽器の演奏を、目の前で楽しむことができるんです。初めて見る大きな楽器に驚く子どもたちや、ノリノリで楽しむ子どもたち。すごく豊かな時間でした。
さらに、豊中市では、3年前から2台のストリートピアノが巡回しています。
学校で使われなくなったピアノを、子どもたちがかわいらしくペイントしたもので、大阪空港駅の改札前ですごく目立っていました。
わずか2時間足らずの取材でしたが、すてきな出会いがたくさんありました…!
17歳の男子高校生。
柔らかく優しい雰囲気ながらも力強い音色を奏で、一気に注目を集めていました。
弾いてくれた曲は、県代表に選ばれた思い入れのある曲だそうで、丁寧に大切に弾いている様子が伝わりました。
これから留学先のカナダへ帰国するところだったそうで、貴重な時間を割いてインタビューに応じていただき、うれしかったです。
そんな彼の演奏をじっと見つめ、終わったら拍手をしながら駆け寄ってきたのが、こちらの小学2年生の男の子。
ピアノを始めて8か月。ただただ弾くことが楽しい!ということが伝わるリズミカルな演奏でした♪
10年後高校生になったら、1人目の彼みたいになってるのかなぁ、なんて想像しながら見ていました^^
ピアノ歴20年のこちらの女性は、沖縄のアーティストや沖縄を歌った曲を何曲も弾いていました。
思い入れを聞いてみたら、先日亡くなった、大好きな沖縄の祖母を思っての演奏だったそうです。
優しく包み込んでくれるようなすてきな演奏で、誰かのことを思っての演奏は、じーんと伝わるものがあるなと改めて感じました。
そして,最後に出会ったのが、こちらの男性。
地元豊中市に住み、週に2回ほど弾きにくるという常連さん。
クラシックもジャズもとても上手に弾きこなし、どんどんお客さんが集まっていました。
お話を聞くと、本格的にピアノを始めたのは、なんと定年後の65歳から。ピアノ歴は10年だそうです。
家では電子ピアノで練習しているそうで、ここのグランドピアノを人前で弾くために、毎日1時間の練習を欠かさないのだとか。
新しく何かを始めることに年齢は関係ないし、毎日継続することの大切さを教えてもらいました。
私も高校生の時からピアノを習い始め、ピアノ歴は10年☆
少しだけ弾いてみましたが…大緊張で手が震えました。(笑)
でも、拍手をしてくださる方がいて、とてもうれしかったです。
ピアノが大好きで、いつか取材してみたいなと思っていたストリートピアノ。
皆さんの演奏や思いに触れられて、本当に楽しい取材でした!
弾くのは勇気がいるけど、その音色は誰かのパワーや憧れ、癒やしになるなぁと、聴きながら改めて思いました。
今度どこかでストリートピアノを見つけたら、さらっと弾けるように練習しておこう…! (笑)
ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました♪
リポーター 廣 由梨(ひろし ゆり)
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