ほっと関西ブログ

2022年05月25日 (水)

ロマンあふれる貝塚 【廣 由梨】

「ええやん!この街」で、大阪・貝塚市へ行ってきました。

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オープニングを撮った二色の浜は、子どものころからよく遊んだ公園があったり、BBQをしたり、マラソン大会で走ったり、たくさんの思い出が残る場所でした♪

そんな貝塚市でまず訪ねたのは、「つげ櫛(ぐし)」の工房です。

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飛鳥時代に、二色の浜を渡った渡来人から伝えられたとされていて、長い歴史のある技。
完成した「つげ櫛」は、見ていてうっとりするほど美しかったです。

作製過程を見させていただきましたが、まず仕入れたつげの木を10年以上かけて、まっすぐで丈夫な木にしたり、一本一本丁寧に削って肌あたりの良いくしを追求したりと、まさに職人の技そのものでした。

hiroshi220525_4.jpgつばき油を使って使うと美しくつややかな髪になるそうで、高価ではありますが、丁寧に手入れを重ねれば100年以上使えるそうです。
今は高齢化などで職人さんが減っていってるということですが、古くからこの地に伝わる伝統、なんとか続いていってほしいです!

次に訪ねたのは、天文施設
その名も、「善兵衛ランド」です。

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中に入ってみると、大阪府最大級の口径60センチの巨大な望遠鏡が!
善兵衛というかっこいい名前の由来を聞いてみると・・・

江戸時代、貝塚市生まれ岩橋善兵衛という科学者がいた。
海外の望遠鏡を研究しながら数々の望遠鏡をつくり、日本の天文学の発展に大きく貢献した、いわゆる偉人です。

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そんな善兵衛さんにちなんで、この施設ができ、大きな望遠鏡があるんです。

私も見せてもらいました・・・!
行ったタイミングでは金星が見られるかも?!と言われ、のぞいてみると・・・。

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hiroshi220525_9.jpg快晴だったので、青空に輝く金星が見えました!
そのほか太陽恒星など、昼間でも天体観測が楽しめました。

昔、この地で、「星を見たい!」という一心で望遠鏡づくりに励んだ善兵衛さんがいたからこそ、立派な望遠鏡がこの貝塚にあり、星空を楽しむことができる・・・!
善兵衛さんの夢が、時代を超えてかなっていると思うとじーんときました。
今度は夜に行って、星空を眺めてみたいです☆



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リポーター 廣 由梨(ひろし ゆり)



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