2022年04月08日 (金)
高槻が育む、濃いもの! 【廣 由梨】
3月の「ええやん!」で訪ねたのは、大阪・高槻市。
気象予報士の坂下さんも合わせて、4人でお伝えしました☆
大阪駅と京都駅のちょうど真ん中に位置し、どちらにも電車で15分ほどでアクセスできる、高槻市。
JR高槻駅前には、どどーん!と、大きなマンションがあり、ベッドタウンとして人気の街です。
一方で、南北に面積が長く、全体の約45%が森林面積というほど自然も多く残っていて、駅から車で10分ほど走ると田畑が広がっています。
市南部で人気なのが、トマトの直売所!
近くのスーパーではなくて、車で時間をかけてわざわざ買いにきます!という方や、子どもたちが大好きすぎるのでほぼ毎日来てます!というお母さんも。
街での人気具合がすぐにうかがえました^^
昔の地名をとって、「三箇牧トマト」と呼ばれていて、およそ50年前から、地域のトマト農家が協力して名を大きくしてきました。
また、3~5月には糖度が8度を超える「濃縮トマト」が育つそうで・・・
その、甘~い真っ赤なトマト、1ついただきました!
これでもか!というぐらいの甘みがガツンと! こんなに甘いトマトは初めて食べました・・・!
市外からも買いに来る人が多いほど人気だそうです。
街の人だけでなく料理人からの評判も高く、市内の多くのお店でも使われています。
トマトを多く使うという市内のスペイン料理店でも使われていて、トマトでだしをとって作る「魚介のパエリア」は一番人気なんだそう♪
さらに車を走らせると・・・駅前から15分ほどでこの景色。
市北部はほとんどが山で、自然がさらに多い場所です♪
訪ねたのは、しいたけセンター!
年中を通してしいたけ狩りが楽しめる観光農園です。
施設にご案内いただくと、大量の木と、そこから生える大量のしいたけ!!
横から見てみると、厚さもかなりあります。
3000本を超える木でしいたけを育てている、渡辺さんにお話を聞きました。
育てているのは、木に菌を植え付けて育てる、原木しいたけ。
近くのナラの木などを使って栽培しているそうです。
標高が300mあり、寒暖差が大きい高槻の山の中の木陰で、半年から1年以上かけて、ゆっくりじっくりと育てているそうです。
そうすることで、歯ごたえと風味が濃縮された、おいしいしいたけに♪
私も、しいたけ狩りに挑戦!!
休みの日には家族連れでにぎわうそうで、簡単なんだろう!と思っていましたが・・・
なかなか取れない!!!
欲張りな性格が出てしまい、一番大きなしいたけを狙ってしまったのもありますが。笑
一分以上格闘しました。立派な分、軸も太くて根強いみたいです。
コツをつかんでいき、その後はたくさん収穫できました☆
肉厚な高槻産しいたけは、かさの部分をシンプルに焼くのがオススメということで・・・
1分ほど焼くと、表面にじゅわあっと水分が・・・!しいたけのうまみです。
キラッキラに輝いていて見ほれてしまいました・・・!
素材の味をそのまま楽しむため、塩だけでいただきました。
一口かむと、かさに含んでいた水分が、さらにたくさん出てきて、しいたけの濃い味が口いっぱいに広がりました・・・!
そして、食感は、ぷりっぷり! 肉厚で身がしっかりとしていて、食べ応え抜群でした!
(苦戦しつつも大きいのを選んでよかったです笑)
ベッドタウン!という最初に想像していたイメージとは違った、高槻の自然が育む濃いものに出会いました♪
リポーター 廣 由梨(ひろし ゆり)
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