2021年11月15日 (月)
堺市美原区のええやん!な場所 【廣 由梨】
10月26日の「ええやん!この街」では、大阪・堺市美原区を訪ねました。
まず訪ねたのは、春にはつつじ寺として親しまれている「法雲寺」。
ご住職に寺を案内してもらっていると、境内から音楽が・・・
方丈と呼ばれる、堺市の有形文化財にも登録されている場所で、なんと、ウクレレのレッスンが行われていました!
お寺で流れるウクレレの音色はすごく新鮮でした。
新型コロナの影響で、さまざまな場所での習い事や集まりが中止になる中、人とのつながりはなくしたくないと、広くて換気の環境も良いこの場所を、無料で貸すことにしたそうです。
ただ集まるのではなく、学びの場として使ってもらえるならと、ウクレレだけでなく、習字教室やピラティスなど、感染対策を徹底し、さまざまなレッスンが行われています。
放送では残念ながら使えませんでしたが・・・私もみなさんに混ぜてもらい、ウクレレ体験をさせていただきました♪
通われているみなさんも、コロナ禍ですがここで新たな出会いがあったり、心休まる時間だったり、何より、境内の自然を感じながら習い事ができるなんてぜいたくです!と、とても楽しそうでした。
最後に皆さんと1枚。ありがとうございました!!
もう1つ訪ねた場所は、大阪で唯一の農芸高校です。
校内の芝生の上には・・・ポニーやヤギ、ヒツジなど、動物がたくさん!!!
動物科の生徒たちが飼育している動物たちです。
ほかにも、アルパカや牛、そのほか小動物など、11種類、およそ300頭の動物がいます。
どこかの牧場?と思ってしまいそうなここは、もちろん高校内。
新型コロナの流行前は、毎週土曜日に一般の方たちを迎え入れて、動物たちと触れ合ってもらう「街の動物園」として、にぎわっていました。
こんなふうにエサやり体験や、うさぎの心音を聞かせてもらえたり、たくさん触れ合えて、高校生たちが動物についてたくさん教えてくれます。
残念ながら放送では伝えきれなかった、高校生たちが教えてくれた動物たちについて♪
ヒツジのメイとメイタ。
メスのメイはすごく寂しがり屋で、メイタがいなくなるとすごく大きな声で鳴くそうですが、逆の立場になってもメイタは寂しがらないらしく・・・。まるで片思いのような関係だそうです。笑
こちらはポニーのナッツ。
おとなしくておりこうさんなので、初めての人でも触れます!と触らせてもらいました。
ただ、たま~に機嫌が悪くなるときもあるそうで、そのギャップがかわいいんだとか。
また別のポニーは、服の袖を引っ張ってきて、かまってほしいことをアピールするそうです!それがかわいくてたまらないんだそう。服を引っ張るなんていじけ方がかわいいですね・・・!
動物科の生徒のみんなが、飼育している動物たちの個性や性格について話してくれるときの表情が本当に生き生きとしていて。
最初は少し恥ずかしがりながらインタビューに答えてくれていた子も、動物を前に話を聞くと、表情を変えて、楽しそうにたくさん話してくれました。
好きなものがあること、その好きな道に素直に進めているということは、すてきだなぁと、インタビューをしながら強く感じました。
会えない授業中や休みの日は、ちゃんとエサ食べてるかなぁとか、何してるかなぁとついつい考えてしまうそうで、授業が終わったら、走って動物小屋に来るみんながとてもかわいかったです。
将来については、動物園や観光牧場などで働きたい!と胸を張って言い切ってくれる子も多く・・・。
撮影のときに、私やカメラに向かってたくさん動物の魅力を伝えてくれた姿を見ると、きっとかなえられるなと思いました!
(最近は日が落ちるのが早く、帰り際はバタバタとしてしまい、集合写真を撮り忘れたことがショックです・・・)
これからも、街の憩いの場としてにぎわうことを願っています♪
夢にまっすぐな高校生に刺激され、かわいい動物たちに癒やされたロケでした!
リポーター 廣 由梨(ひろし ゆり)
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