ほっと関西ブログ

2021年06月21日 (月)

ラジオ体操の魅力を伝えたい! 【森本万里奈】

6月15日(火)の Hot Sportsでは、ラジオ体操の普及に取り組む女性を紹介しました。

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京都府宇治市に住む上羽悠雅さん(30)。
周囲からは、ラジオ体操大好き姉さん。略して“ラジねえ。”と呼ばれています!
動画投稿サイトのYouTubeなどを使って、ラジオ体操の魅力を発信しています。 

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上羽悠雅さん
「ラジオ体操は、たった3分間で全身のおよそ200個ある骨、そして自分の意思で動かせるおよそ400個の筋肉を動かすことができるとても効率のいい体操なので、自分でやるだけじゃなくてみんなに伝えたい」

上羽さんは、もともと体を動かすことに関心があり、大学卒業後はスポーツメーカーなどで勤務。
いまは実家の鶏肉店を手伝いながら“ラジねえ。”としての活動をしています。
ラジオ体操に興味を持ったきっかけは、新型コロナだったと言います。

上羽悠雅さん
「自粛生活が続いて体がうずうずしていて、とにかく体を動かしたいと思いインターネットで検索していると“ラジオ体操”を見つけて、直感でピンと来ました。調べていくうちに奥の深さを知ることができてハマりました」

ラジオ体操の歴史は戦前にさかのぼります。

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昭和3年、旧郵政省の前身である逓信省(ていしんしょう)が国民の健康増進のために始めました
その後、国民に広く浸透し、2011年には普及や指導を担うNPO法人も発足しました。
上羽さんは、そこから“ラジねえ。”と名乗るお墨付きももらっているそうです。

上羽さんは、関西各地で開かれるイベントで体操の指導をしたり、観光地で出会った人たちと一緒にラジオ体操をしたりして、魅力を伝えてきました。 

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取材した日は、門真市からの依頼で生配信イベントを行っていました。
高齢者の方に向けて、ゆったりとしたテンポの“リラックスラジオ体操”。
デイサービスの施設で過ごすお年寄りたちがオンラインで“ラジねえ。”とつながり、一緒に体操していました。

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いま、上羽さんは、若者にもラジオ体操のよさを再認識してもらいたいと奮闘しています。
そこで編み出したのが“スタイリッシュラジオ体操”です。

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ダンスなどの動きを取り入れてアレンジしたラジオ体操を撮影し、動画を拡散させようとしています。
まだまだ未完成ということですが、7月下旬に“ラジねえ。”のYouTubeチャンネルで公開するのを目指して、制作チームで打ち合わせを重ねています。どんなものになるのか楽しみです。
いつでも、どこでも、だれでもできるラジオ体操
その3分間の魅力を発信するために“ラジねえ。”はこれからも奮闘し続けます!

上羽悠雅さん
「カップラーメンを待っている間に簡単にできちゃう体操なので、ぜひ皆さんにこの3分間、一日24時間(1440分)の間の3分間をラジオ体操の時間にしていただければなと思っております」

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スポーツキャスター 森本 万里奈(もりもと まりな)



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