2021年05月28日 (金)
【ほっと関西】ピカピカ輝く泥団子!?(畠山衣美)
多くの人が幼少期、
砂場でいかに丈夫で美しい泥団子を作れるか
挑戦したのではないでしょうか。
私も「仕上げはサラ砂で!」などと
気合を入れて作った記憶があります。
そんな幼少期の夢を叶えてくれる素敵な泥団子を、
土をこよなく愛する
左官職人の三谷涼さんに教えていただきました。
三谷さんの工房には、
数えきれないほどの土や砂がズラリと…
今回は「大津磨き」という
左官職人の最高峰の技法を応用した
大人の泥団子作りをしました。
土台となるまん丸とした泥団子は、
なんと半年以上もかけて
丈夫に、完全な球体に作り上げるとのこと。
かなり手の込んだ泥団子なんです!
色は(某美少女戦士で好きなキャラクターの)
「金星」のように作りたいと
完成イメージを三谷さんに伝えたところ、
京都の伏見稲荷の黄土を勧めていただき、
「稲荷山黄土」で色付けをしました。
関西の土だけでも
色の種類がたくさんあることを初めて知り、
とても驚きました!
三谷さんが教えてくださった土の世界、
そして左官業の世界は、
奥が深くてとても興味深かったです!
さあそして、何時間もかけて土で色付けをして、
磨き上げて作った泥団子がこちら。
(左が畠山作・右が三谷さん作)
同じ環境と材料で作ったのに、
全く違う泥団子が出来上がりました!
さらに不思議なことに
三谷さんが別の日に作った同じ材料の泥団子を並べると…
(左がロケ当日の三谷さん作・中央が畠山作・別日の三谷さん作)
この3つを並べると、
その瞬間に、その人だけの
完全なるオンリーワンの泥団子が作れることが
よーくわかりますよね!!
とても楽しかった輝く泥団子作り。
放送を見られなかった方はぜひ
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