ほっと関西ブログ

2020年09月11日 (金)

そっと背中を押してもらえる・・街の自慢の神社 【廣 由梨】

8月25日放送の「ええやん!この街」では、松原市布忍(ぬのせ)駅へ行ってきました。
そこで街の皆さんが教えてくれた自慢は、「布忍神社」とのこと!!

hiroshi200911_1b.jpg行ってみると、平日にもかかわらず若い女性を中心に参拝者が途絶えませんでした・・・
そんな皆さんのお目当ての1つが、こちら!

hiroshi200911_2.jpgSNSなどで見たことがあるという方もいるかもしれません・・・「恋みくじ」という名の、おみくじです。
驚くのは、大吉や凶などの記載が全くなく、大文字で書かれたメッセージのみ・・。

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これは、おみくじの結果だけで一喜一憂して内容が伝わっていないのでは・・宮司さんの悩みから生まれたアイデアだったんです!

hiroshi200911_4.jpg宮司寺内成仁さん(71)は、神職につく前に美術家として活動していて、神社と美術の融合を何らかの形でできないかと考えていたそうです。
そこで、知人の“言葉で表現するアーティスト”とともに、このおみくじを作ったそうです。
そのストレートな表現が胸に刺さると人気で、この日も多くの人が集まっていました。

このおみくじのもう1つの人気の理由、それは宮司さんの声がけです。
あまりにストレートな表現で、どう捉えるべきか悩んでいる参拝者には、おみくじの解釈のしかたをアドバイスしてくれるのです。

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少し驚くような文字を受け取った人も、宮司さんと言葉を交わした後、笑顔で帰っていきました。
寺内さんが主に伝えていたのは、シンプルな言葉だからこそ、捉え方しだいだということ。
中でも印象的だったのは、「別れそう」というおみくじを引いた方へのアドバイス。
一見「別れる」という文字を目にすると嫌なイメージを抱きがちですが、宮司さんは、「嫌な出来事から別れられたら最高じゃない?」と伝えていました。
この日、おみくじを引きにきていた何十人へのアドバイスをそばで聞いていて、勉強になることがたくさんありました。
悩んでいるとき、おみくじの言葉から、そして宮司さんの言葉から、そっと背中を押してもらえる布忍神社
街のすてきな自慢に出会えました。

 

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リポーター 廣 由梨(ひろし ゆり)



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