2020年03月16日 (月)
春を告げる伝統野菜 【國生千代】
みなさんこんにちは!3月も早くも中頃にさしかかり、春はもうすぐそこですね^^
2月の「ええやん!この味」で紹介した“春を告げる伝統野菜”です!
八尾の伝統野菜「若ごぼう」。みなさんは、その存在を知っていましたか?
私は今回初めて知ったのですが、いちばん驚かされたのは、根っこだけでなく茎も葉っぱもまるごと全部食べられるというところ!一般的なごぼうは根っこだけなのに、なんだかお得感がありますよね(笑)しかも、一般的なごぼうと比べると食物繊維や鉄分、カルシウムが多く含まれているうえに、葉の部分には血液の流れをよくしてくれるルチンが含まれているんだそう!
根が短いのが特徴の若ごぼうですが、中でも八尾の若ごぼうは比較的柔らかく香り高いんです。なぜそうなるのか、農家の浅井さんに聞いてみると「八尾独自の方法で育てているから」だそう!独自の育て方というのは、十分に成長した茎や葉っぱをあえて一度刈り取って、その後、再び出てきた新芽を収穫するというもの。とても根気のいる作業だそうですが、八尾ならではの若ごぼうをつくるためには欠かせないと笑顔で話してくれました。
ロケでいただいた「葉ごんぼ天ざる」。(地元の人たちは、若ごぼうのことを「葉ごんぼ」と呼びます)若ごぼうの茎と葉(特に葉)は苦みが強いので、ゆでたり揚げたりして料理に取り入れると、ほどよい苦みになると聞いてお店に向かったのですが、まさにそのとおり!!苦みが好きな私には本当にちょうどよくておいしかったなぁ~^^
そばには、若ごぼうの葉を乾燥させて粉にした「若ごぼうパウダー」が練り込まれているんですが、そのパウダーは店を営むご夫婦が開発されたもの!「栄養が豊富な葉を気軽に料理に取り入れてほしい、そうすることで若ごぼうの魅力を知ってほしい」という思いで、10年以上かけて開発されたそうです。
八尾の若ごぼうを愛してやまない おかみさんにお話を伺っていると、途中で立ち上がってノートを取り出し、見せてくれたのがこちら。八尾若ごぼうの魅力をたくさんの人に知ってもらうためのオリジナルキャラクターです!さらには「ダンスも考えている!」ということで、ロケではご主人と一緒に披露してくださいました!(笑)
心から八尾若ごぼうを愛し、とても明るくて気さくな楠原さんのご家族とのロケは本当に楽しかったです!ありがとうございました*
リポーター 國生 千代(こくしょう ちよ)
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