2019年07月12日 (金)
涼やかな音色 【國生千代】
風鈴の音って癒やされますよね~♪
7月9日の「ええやん!この街」でご紹介した堺市中区の蜂田神社で行なわれている“風鈴まつり”
境内には約700個の風鈴が飾られていて、風が吹くたびに心が洗われました。
お話を聞いてみると、興味深いことがたくさんありました!
例えば、蜂田神社が「鈴の宮」と呼ばれる由来。
蜂田神社では、毎年節分の日に、境内の土を使った土焼きの鈴を神前に供え、その鈴の音色の善しあしで、一年の運勢を占う神事が行なわれています。
その鈴神事が由来となって、地元では「鈴の宮」と呼ばれているんです。
(その神事に使われた土鈴です。毎年宮司さんが新しく手作りしているそう)
また、境内にずらりと並ぶ風鈴のほぼすべてが、地域の人からの寄付だということにも驚きました。
もともと「風鈴まつり」は、4年前に神社で用意した風鈴30個ほどでささやかにスタートした催しだったのですが、「鈴の宮という名前にぴったりで涼やかな気持ちになれる」と評判になり、翌年からは近隣の幼稚園児や小学生がつるしに来るように!
次第に、うわさを聞きつけた人が堺市外からも風鈴を飾ってほしいといらっしゃるそうですよ!
取材に協力してくださった蜂田神社の事務長の鶴埜さんは、「数を増やすことが目標ではないけれど、風鈴を持って来てくださるみなさんの気持ちはやっぱりうれしい。台風など悪天候の場合は事前に全部外して、落ち着いたらまたつけて・・・というのは全部手作業なので、本当に根気がいる仕事だけど、見に来てくれる方のためにも頑張りたい」と話してくれました。
スタジオで披露した私たちの風鈴も近々持って行こうと思います☆
この「風鈴まつり」は8月末までです!
8月11日の午前中には、太鼓の演奏やダンスステージなどのイベントも予定されているので、気になった方はぜひ!
リポーター 國生 千代(こくしょう ちよ)
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