歴史秘話ヒストリア

2020年09月25日 (金)

歴史秘話ヒストリア「古関裕而」

koseki1.jpg誰もが一度は耳にしたことがある、そして深い思い出とつながって記憶されている名曲の数々。

古関裕而の生み出した音楽は、今も様々な場面で、私たちの背中を押してくれているのだと実感しました。古関の音楽という切り口で昭和を見ていくと、皆が手を取り合い、声を合わせて困難に立ち向かった時代だったのだと感じます。古関の曲に込めた思い、そしてそれを歌った人々の気持ちが重なった時、新たな感動として胸に響いてきました。

♪制作秘話:今回の番組を制作したのは、NHK福島局の池上祐生ディレクターです。古関と同じ福島県出身で、郷土を盛り上げたいと取材を始め、数十人の方々にお話を伺いました。すると、どの方も「古関の曲は、なんとなく口ずさめてしまう」とおっしゃることから、まさに「人々の心と体に刻まれたメロディーなんだ」と気づかされたといいます。

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古関の色紙は、メロディーのように美しい色合いの風景が優しさに満ちた筆遣いで描かれていて、私も心奪われました……。

今回の番組では紹介しきれなかったことの一つに、家族思いの古関の姿がかいま見える秘話があります。
池上ディレクターの話では、ドラマで描かれているように古関はとても家族を大切にした人で、彼が撮影した膨大な数のフィルムの多くが家族との日々を撮影したものだったそうです。番組では、長男の正裕さんに、戦後、古関がどんな想いを抱いていたのかを伺いました。また、フィルムには今では見ることのできない戦前の街並みや観光地も写っていて、史料価値の高い、とても見ごたえあるものだったとのこと。

koseki3.JPG【取材した智辯学園高等学校の吹奏楽部のみなさんと(^^♪)後列左から3番目 池上D】

実は池上ディレクター、去年6月に放送されたクローズアップ現代「“ノープラ生活”やってみたプラスチックごみ削減の挑戦」で、プラスチックを使わない “ノープラ生活” を実践し、リポートしていました。その際は、プラスチック製のカミソリが使えず、ひげがのびっぱなしでしたが、今回はすっきりフェイス!現在も、なるべくプラスチックに頼らないよう、マイバックやマイボトルを活用する生活を続けているそうです。しかもお弁当も作るようになり、家事スキルまで向上したそうです~

【クローズアップ現代HP】ノープラ生活の成果はここからご覧になれます!
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4292/index.html

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♪お着物秘話:今回は、古関の音楽に合わせて、音符や音部記号が描かれているお着物でした。しっとりとした黒地に、紫色の控えめなモチーフ。よく見てみると、胸元のト音記号や♫をはじめ、肩には♯もあったんです~。このお着物を着てコンサートに出かけたら、より楽しめそうですね。幾何学模様のレトロな帯も昭和の雰囲気が感じられました。これからも、みなさんにテーマや時代を楽しんで感じていただけるように工夫してまいります^^