歴史秘話ヒストリア

2019年10月02日 (水)

渋沢栄一 時代を開く 新一万円札の男の実像

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2021年の大河ドラマ「青天を衝け(つけ)」の主人公にも決まった、渋沢栄一。今回は、若き日の姿を中心にご紹介しました。明治時代の実業家としてのイメージが強い渋沢が、なんと幕府を倒そうと奮戦。さらに、その後は将軍に仕えてしまうという、変わり身の早さ!そこには、のちに近代国家日本の発展を考えた時、必要なこととは何かを素早く察知し、行動に移した、しなやかな青年の姿がありました。

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「近代国家には、何が必要なのか。」国家のグランドデザインまでも頭の中で描いた、渋沢栄一。本来は国家がやるべきことを、個人でやりきってしまったところに、すごさがあるのだと感じました。さらに、渋沢は「社会全体が豊かになれる方法をひたすら考えた人。」と、鹿島茂さん。一人勝ちではなく、みんなが利益を分けあえる理想の社会を描いていたのですね。それは、エンディングでご紹介した88歳の渋沢の言葉につながります。「一国の利益のみを主張せずに、政治経済を道徳と一致せしめて、真正なる世界の平和を招来せんことを諸君とともに努めたいのであります。」今、もし渋沢さんがいたら、日本を、そして世界の経済状況をどう思うのでしょうか。

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それにしても、渋沢さんは知れば知るほど、尊敬心が増す、好感度が上がる…思わず「すごすぎて、私、この人好き!!」と言ってしまうくらい、魅力のある人です。仰ぎ見るような功績のある方なのに、写真を拝見すると、なんだかほっこり。新一万円札にデザインされるホログラムの小さな渋沢さんも、何度も眺めてしまいそうです。ただ、渋沢さんが近代日本の礎を築いたからこそ、今の豊かな社会があるのだ!と思うと、新一万円札が少し分厚く感じそうです。いつもより重いお札は、一枚一枚大事に使おう…いや、一万円札を使う時は、今でもドキドキするのですけれど…

 

歴史秘話ヒストリア@NHKオンデマンド 

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