2017年11月23日 (木)
私たちは、なぜ登るのか

江戸時代に登山道が作られた槍ヶ岳
世界一多くの人が登る山といえば、ご存じ高尾山。年間200万人以上の登山客が登るといわれております。標高599メートルと決して高い山ではありませんが自然は豊か。都心から電車で1時間ほどと交通の便も良く、多くの登山客に人気です。
「気分をリフレッシュできる」、「登るとなぜか元気になる」、「ふだん話せないことも、ここでなら話題にできる」と、高尾山ファンはみなさんそう言われます。
だからといって高尾山が「お手軽」に登れるというわけではありません。これから初めて高尾山に挑戦される方はその心づもりで。私も今回のロケで登りましたが、山頂が近づくにつれ傾斜も急になり、残念ながら「気軽に楽しむ」どころではありませんでした。(以前富士山に登りましたし、よくうかがう「お城」などもかなりの所が山の上にあります。私、けっこう「山」付いています)
世界的に日本は、レジャーとしてさかんなこともあって、登山人口が多く、その数なんと800万!まさに「登山大国」といえるでしょう。
なぜこれほど日本人は山に登るのか―縄文時代の人の遺物が、動植物もほとんど見られない高さの山で発見されたことがありました。狩りもできない場所にわざわざ行ったとは、まさに「登山」が目的だったかもしれません。もしかしたら、山への好奇心は遺伝子レベルのものなのかもしれませんね。
狩猟や果実採集といった「なりわい」のためでなく、日本人が登山自体を目的として「山に登る」ようになった歴史的きっかけとは?番組では、それをうかがわせる3つのエピソードを紹介いたします。
日本近代登山の礎となった親子の物語。江戸時代、現代でも攻略困難とされる「失われたルート」を踏破したサムライたちの冒険。そして、日本一険しゅんな山・槍ヶ岳にまつわる信仰と登山の逸話。
登山ファンはもちろん、自然と歴史を愛するすべての方を「歴史登山ツアー」にご案内します!

※関東甲信越は12月5日(金)、北海道は1月26日(金)の放送予定です。
歴史秘話ヒストリア
「日本人と山 私たちは、なぜ登るのか」
http://www4.nhk.or.jp/historia/



