2017年12月02日 (土)
もう一度、「藤吉さん」と「おてんちゃん」に。
これまでのてんちゃんは、藤吉さん(松坂桃李)に付いて行くだけでしたが、隼也という守るものができて、気持ちが少しずつ変化していきます。
藤吉さんは「これだ!」と思ったら猪突(ちょとつ)猛進なところがあります。そういう藤吉さんの魅力を誰よりもてんちゃんは知っているけど、今回はどうしても許せない!(笑)「いくら仕事とはいえ、家族を放ったらかしにするのは、ちょっと違うんじゃないの?」と。これは母親としての自覚が芽生えたからだと思います。藤吉さんは藤吉さんで、家族のために、会社のために良かれと思ってやっているので、2人の気持ちはどんどんズレていきます。
寄席も忙しくなって、それまでは「藤吉さん」と「おてんちゃん」だったのが、「大将」と「ごりょんさん」になったことで、いつの間にかお互いのことが見えなくなったり、相手の気持ちに気づかなくなったというのもあるのかなぁ。
そんな2人をハラハラしながら見ていた、おトキさん(徳永えり)やキースさん(大野拓朗)たちが、隼也へのサプライズの端午の節句のシーン(12/2放送)で「藤吉さん」と「おてんちゃん」の関係にもう一度戻してくれました。
2人で仲直りするのもいいけれど、周りのみんなのチカラを借りて仲直りできたのが、とてもすてきだなと思いました。そして、このことをきっかけに夫婦としての絆はより強くなったはずです。
かんにん袋は
破裂して、緒が切れた。
かんにん袋に向かって、ずっと叫んでいたような気がします(笑)。本当は人の気持ちの中にあるかんにん袋が、実物としてあるという発想がおもしろいなと思いました。しかも、てんが持っていたかんにん袋は、そこに愚痴を叫ぶほどにちょっとずつサイズが大きくなっていたんです。
最後には、愚痴でパンパンに膨らんだかんにん袋が、もう耐えられなくて破裂して緒が切れました。シーンとしては一瞬でしたが、そこにはスタッフさんたちの苦労がありました。かんにん袋が破裂したように見えるようにするにはどうすればいいかとあれこれ考え、さまざまな方法を試行錯誤した末、中にふくらませた風船を入れてそれを針で刺すという、とても原始的なやり方になったそうです(笑)。本番では、カメラに映らない角度からスタッフさんが針で刺していたんです。同時に緒が切れる仕掛けといい、映像で見るととてもリアルでした。
本当に一瞬でしたが、そこにはスタッフさんたちの多くの時間と情熱が注がれていたのです。
隼也は、泣いても笑っても
かわいい!
隼也は本当にかわいいです!笑ったかと思ったら突然泣いたり、そんな不思議なところがおもしろくて一緒にいて楽しかったです。私は、母親役も1歳の子どもと共演するのもはじめてでしたが「私が守ってあげなきゃ」という思いは日に日に強くなりました。
隼也はいろいろなことに興味があって、泣きそうになると抱っこして、周りにあるものを見せてあげると、泣くのをやめてじーっと見るんです。それは、植え込みでもいいし、カメラでも何でもよくて、「ほら、見て」と言うと「なんだ、これ?」という顔で見つめるんです。きっといろいろなことをものすごい勢いで吸収しているのでしょうね。

隼也とのシーンで私が一番好きなのは今週の最後にあった、親子3人で食卓を囲んで朝ごはんを食べるシーンです(12/2放送)。「食べる?」と言っても首を振って最後まで食べてくれなかったけど、そこがまたかわいかったです。藤吉さんとてんちゃんの間に隼也がいることで、家族になったんだなという実感がとても強く感じられました。
ちなみに、本物の隼也が登場するのは本番のときだけで、リハーサルやテストは、スタッフのみなさんから「マサオくん」と呼ばれている人形を抱っこしてやります。「よしよし、隼也」と言いながらやるのですが、なんだか“おままごと” をしているみたいで、ちょっと恥ずかしかったです(笑)。




