ぐるっと関西おひるまえ

2016年09月23日 (金)

今夜のかんさい熱視線 山を鳴らす男~奥河内音絵巻の世界~をご紹介

ぐるっと関西おひるまえの抄録です。

(番組MC 熊谷奈美さん、太平サブローさん)

熊谷さん:今回の知っ得NHKでは今夜7時30分放送の関西熱視線をご紹介します。

 

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熊谷さん:今回は作曲家でノコギリ奏者のサキタハヂメさんにお越しいただきました。

 

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熊谷さん:まずはサキタさんの素晴らしい演奏をお聴きください。

 

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サブローさん:前に一度お越しいただきましたね。

サキタさん:はい来させていただきました。

 

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熊谷さん:ノコギリで、あんな美しい音が出るんですね。

サブローさん:あれ演奏用のノコギリですか、それとも本当に切れるんですか?

サキタさん:演奏用のノコギリではあるんですけど、ほんまに切れるギザギザも付いてます。

サブローさん:ちょっといいですか?

 

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サブローさん:あっ本当だ!歯が付いてる。

サキタさん:切ろう思ったら切れる(笑)

サブローさん:日本製ですか?

サキタさん:これアメリカ製です。

熊谷さん:触らしてもらってもいいですか?

サキタさん:どうぞ!どうぞ!音出してみはりますか?

サブロー:横山ホットブラザーズさんみたいな(笑)

 

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サキタさん:基本的にS字に曲げて打ってみてください。

サブローさん:こうかな。顔が動くね(笑)。伸朗さんどうですか?

 

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伸朗さん:S字?こうかな?

サブローさん:こんなん習いに行く教室あるんですか?

サキタさん:ないですね(笑)。

熊谷さん:どうして始められたんですか?

サキタさん:本当に教室もなくて横山ホットブラザーズ師匠もそうなんですけど、都家歌六師匠の演奏を聴いて感動して泣いてしまって美しい音色で・・・。

サブロー:何歳の時でしたか?

サキタさん:19歳の時でした。

 

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サキタさん:あんな哀愁のある音色に驚いて、それではまってしまって教室とかなくて自分で・・・。

サブローさん:歌六師匠の何の曲を聴かれたんですか?

サキタさん:ラ・クンパルシータとか淡谷のり子さんの雨のブルースとか・・・。

サブロー:物すごく哀愁がもう・・・。

サキタさん:哀愁と笑いが同時にくるのが・・・それで始めたんです。

熊谷さん:子どもの頃のお写真を借りてきました。

 

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サブロー:女の子みたい。

サキタさん:この頃から笑いと涙とか松竹新喜劇とかチャップリンとかそういう涙と笑いが両方好きみたいで。

サブロー:家は親父がウクレレを弾いていたりとか、そういう意味で音楽はあって、なんとなく人を楽しませることが好きやったですね。

サブローさん:海外にも行かれて・・・。

サキタさん:そうですね。アメリカ行ったり。ヨーロッパ行ったり。でもねノコギリ飛行機には持ち込めないのが大変でした。

サブロー:機内には危険物やからね。

サキタさん:今は手荷物じゃなくトランクに入れてますけど。

 

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サキタさん:当時は楽器のサイズだし、機内に持ち込もうとしたら駄目と言われて。

伸朗さん:これは楽器ですと言っても駄目だったんですか?

サキタさん:言っても駄目でした。ドイツの空港で弾いたら拍手はしてくれるけど駄目でした(笑)。ベトナムでは現地でノコギリ探して演奏したこともありました。現地の金物屋さんを現地の人に探してもらって、それでなんとか・・・。

サブローさん:ベトナムのノコギリで音鳴りましたか?

サキタさん:かなり固くて苦労しましたが長いステージでは無かったので、トーク頑張りました(笑)。

サブローさん:鳴らすのは鳴らしたんですか?

サキタさん:鳴らしました。

熊谷さん:サキタさんの音楽人生が面白いんですよ。大阪の大学を卒業された後こんなことをされていたんです。

 

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サブローさん:チンドン屋さん。これの真ん中ですか?

サキタさん:すごいロックとかパンクとかやっていたんですけど大学はいってたまたま出会ったチンドン屋さんにすごいはまって3年間チンドン屋さんで弟子入りというか修行させてもらいました。

伸朗さん:これは太鼓と鐘ですよね。

サブローさん:これって楽しいですか?

サキタさん:ただの自分のパフォーマンスじゃなくてPRであるとか仕事であるとかがすごい興味があったし。

サブローさん:ここまできたら別人ですよね。僕いつもみてて楽しそうやな。やりたいなと思うぐらい。

サキタさん:ライブハウスやコンサートホールにはないことにも胸震えたし、この仕事で歌六師匠とも出会えました。

サブローさん:感受性が強いんですよね。

サキタさん:感受性だけで生きているようなもんですね。

サブローさん:最近それない人多いから。大事ですよ。

熊谷さん:源氏ア放送中の大河ドラマ真田丸の音楽にも参加されているんですよね。真田丸の音楽制作のエピソードをお聞かせください。

サキタさん:服部隆之さんの音楽が大好きで何度か録音に呼んでいただいたりして、今回大河ということで既にオーケストラをとってヘッドホンを聴きながらノコギリ弾いてました。服部さんの音楽が格好よすぎて自分が弾くのを忘れてしまったことがありました(笑)。

サブロー:譜面とかは?

サキタさん:ありますけど・・・。

サブロー:譜面みて?

サキタさん:はい。自分の曲ならみないですけど人の曲ならみながらやります。

熊谷さん:サキタさんは大阪南部の河内長野市にお住まいなんですよね。ご出身がそうなんですか?

サキタさん:いえ出身は堺市です。ノコギリを20年やってきて木に興味がでてきて・・・。ノコギリの相方って木じゃないですか。木をみてたら森とかに興味がでてきて山にも興味がでてきて(笑)。もしかして木とか山で何かできるんじゃないかと思いまして。昔鈴虫400匹とコンサートしたこともありますし。

サブローさん:自然の虫で?

サキタさん:伊丹市の昆虫館と一緒にやったんです。僕がノコギリ弾いたら鈴虫が一斉に鳴き出したんです。

サブローさん:えー共鳴したんですか?

サキタさん:オーケストラみたいになって。あと山に向かって演奏したら猿が降りてきたことがありました。

熊谷さん:合図と思ってんですかね?

サキタさん:こいつ(ノコギリ)の音だと思うんですけど。

サブローさん:感受性の強いやつらですね(笑)。興味があったんかな?

サキタさん:自然界にはない音なので興味があったんだと思います。それがきっかけで山を鳴らすプロジェクトを立ち上げて大阪で山といえば河内長野だったので友達もいっぱい居るので引っ越すことにしました。

サブローさん:山から何か降りてきますか?

サキタさん:今は山より人が鳴りだしている感じですね。

熊谷さん:そうなんですよね。今月河内長野市の住民をはじめとする述べ150人のオーケストラを結成して取り組んだ「奥河内音絵巻幻の祭り」を開いたんですね。どういったコンサートなんですか?

サキタさん:楽器を木でどんどんオリジナルの楽器を作っていったんです。これは奥河内三弦で通称「おっかさん」というんです(笑)。

伸朗さん:見たことない楽器がありますね。

サキタさん:あとは山の木がそのまま鳴りだすパイプオルガンとか今作っていたりとか。

サブローさん:普通に杖みたいな楽器もありましたよね。

熊谷さん:奥河内音絵巻幻の祭りの開催までを取り上げた番組が今夜放送されます。

 

かんさい熱視線 山を鳴らす男~奥河内音絵巻の世界~

総合 23日 午後19時30分~

 

熊谷さん:是非ご覧ください。サキタさんありがとうございました。

サキタさん:ありがとうございました。

 

 

かんさい熱視線HP

http://www4.nhk.or.jp/P2852/