ぐるっと関西おひるまえ

2015年07月29日 (水)

31日放送「ぐるかん」高校野球100年企画は沖縄水産です!

 「ぐるかん」高校野球100年企画「人とふるさとをつなぐ高校野球100年」。7月31日に放送するのは、

「野球ができる幸せ~沖縄水産 栽監督~」です。

担当ディレクターからの熱いブログです(笑)。冷たい飲み物でのどを潤しながら、お読みください

 

 

 沖縄の高校野球を取材する上で、まず頭に浮かんだのは沖縄水産高校の野球部元監督の栽弘義さん(1941-2007)です。1990年から夏の甲子園で2年連続準優勝を果たすなど沖縄の高校野球を全国屈指のレベルに育て上げました。

生前の栽さんに関するNHKの番組を辿ると、栽さんは沖縄戦で3人の姉を亡くし、自らも手榴弾の火が背中に引火し死が目の前に迫る中、周りの人の助けで何とか命を繋ぎとめられたことがわかります。そして、戦後の復興と甲子園での沖縄勢の活躍を合わせて語ることを頑なに拒んでいたことが伝わってきます。「野球をする上で、戦争という言葉を出したことはないですし、本人も語ることは辛かったと思います」と話してくれたのは今回取材させて頂いた栽さんの娘、志織さんです。

 

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 「父から『もし僕の背中に火がついていることを教えてくれる人がいなかったら、もしその火を冷やせる泉がすぐそばになかったら、僕はこの世にいなかった』と聞いたことがあったので、戦争で死んでしまったかもしれない自分の人生と野球ができる自分の人生を思いながら“野球ができる幸せ”を感じて生きていたんだと思います」と、高校野球一筋に生きた栽さんの心の内を語ってくれました。

 

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 「甲子園に行きたいです」と屈託のない笑顔で話してくれたのは、志織さんの子供で栽さんの孫になる小学6年生の弘也さん。“野球ができることの幸せ”を体いっぱいに感じて甲子園を目指してほしいと思います。

 

※大会中、試合と試合の間で適宜放送します。

 

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http://www.nhk.or.jp/gko/

午前11:05~ 総合テレビ