ごごナマ

2020年01月17日 (金)

非常時に役立つ"防災リュック" & 栄養満点のおいしい"災害食レシピ"

1/17放送ごごナマ「おいしい金曜日」より

今回のテーマは「災害を生き抜く力を身につけよう!」 

 

本日1月17日で、阪神・淡路大震災から25年になります。

大災害にいつ巻き込まれるか分かりません。25年の節目をむかえた今だからこそ、防災について改めて考えてみましょう。

そこで今回のごごナマは、災害時に役立つ防災の知恵をたっぷりとお伝えします。

非常用に備えておきたい!簡単で便利な“防災リュック”の作り方や、避難生活が長期にわたった時に役立つ!栄養満点でおいしい災害食レシピなどをご紹介いたします。

ご自宅で準備しておきたい“防災リュック”について教えていただくのは、防災士の柳原志保さん。災害食レシピを教えていただくのは、防災クッキングアドバイザーの鈴木佳世子さんです。

 

今回は、2つのテーマに分けてお伝えいたします。

災害を生き抜く力を身につけよう!

①備え簡単&便利 防災リュック

②避難生活栄養満点!おいしい災害食レシピ 

 

まずは「備え」についてです。

いざというときに準備しておきたい!

簡単で便利な“防災リュック”の作り方をご紹介します。

gogonama_20017ryukku.jpg備えておくことで心の安心、ケアにつながります。いつかやろうではなく、今すぐ準備しましょう

     

防災士の柳原志保さんが教える!

しほ流!“防災リュック”の中身(リュック1つにまとめます)

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以上の防災リュックの中身で、便利なアイテム

アルミシート

体をアルミシートで巻くだけで、体温低下を防ぎ、保温効果が期待できます。冷え込む季節なんかには欠かせない防寒グッズです。

赤ちゃんのお尻ふき

アルコールが入っていないので、肌にやさしく、大判なので体を拭くのにも使えます。

カップ付きのTシャツ、キャミソール

女性におすすめの下着で、リラックスして使うことができます。

※防災リュックの中身は、ほとんどは100円ショップで購入することができるので、お金をかけずにそろえることができますよ。

 

さらに防災リュックに必ず入れてほしい重要アイテムがあります。

それは、携帯トイレです。

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トイレは衛生と健康に直結します。大きな災害がおきると、電気だけでなく水道も止まり、復旧までの間、トイレの水が流せないことや、水が使えないトイレに汚物がたまり、不衛生なトイレを使いたくないと水分をとることを我慢し、エコノミークラス症候群になってしまう方もいらっしゃいます。

いざというときのために、携帯トイレを備えておくと安心です。付属の凝固剤で汚物を固めて袋に入れ、可燃ごみとして捨てることできます。

 

ただ、家族が多い方や避難生活が長引く場合には、携帯トイレを何個も用意するのは、難しいですよね。そこで、お金をかけずに非常用トイレをつくる方法をご紹介します。

~便器を使った非常用トイレの作り方~

<用意するもの>

・ポリ袋(45リットル)...2枚 ・ガムテープ ・凝固剤

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<非常用トイレの作り方>

①便器には最初、水が少し残っていますので、ポリ袋1枚を便器に広げ、ガムテープで4か所固定します。

②①の上にさらにポリ袋1枚を便器に広げて、便座を下げます。

gogonama_200117orizinaru.jpg用を足したあとは、凝固剤を入れて固まれば、ポリ袋を取り出し、空気を抜いて捨てるだけです。

手を汚すことなく、簡単に捨てることができます!

 

 

しほ流!防災リュックの作り方のポイント

①1泊2日のキャンプをイメージして持ち物を厳選

ライフラインが使えない避難所で必要な物は、キャンプに必要な物と似ているんです。自分が1泊2日のキャンプに行くなら何を準備するのかをイメージして必要な物をそろえるといいですよ。自分が持てる量を厳選して用意しましょう。

②ホッとできるものを入れる。

避難生活は、いつもと違う環境で過ごすことになり、心配や不安な気持ちが大きくなると思います。日常でやっているものや、いつも食べているものがあると安心することができるので、自分がホッとできるものを1つ選んでもっていきましょう!軽くてコンパクトなものがオススメです。 例えば、ぬいぐるみやゲーム、コーヒーなど。

 

非常時には、すぐに避難することを優先するので、あせることがないように、あらかじめ防災リュックに必要なものを入れておくことが大切です!

また、防災リュックとは別に、食料や防災グッズの備蓄品を自宅の玄関や倉庫、車などに保管しましょう。被害の状況にもよりますが、いったん家に必要な物を取りに帰った際に、家のどこかが被害にあっていても、すぐに取り出せる場所に数か所に分けて、置いておきましょう。

非常食や飲み物、カセットコンロなど普段、日常で使っているものを多めに買って備蓄(びちく)しましょう。

ご家族によって、生活スタイルが違うので、リュックに何を入れるのか、置き場所はどこにするのか、ご家族で事前に決めておくことが大事ですよ。

 

 

 


つづいて、避難生活が長期化して、ライフラインもまだ電気くらいしか復旧していない、発災後1か月頃に作ってもらいたい料理をご紹介します。

支援物資や非常用の食事だけでは、栄養がなかなかとれず、ストレスも抱えてしまい、とても危険な状態にもなります。

さらに、支援物資などで食糧は十分にそろいますが、避難所ではたくさんの人が集まるので、衛生面から包丁で切ったり、炒めたりする調理が推奨されておらず、調理ができないという問題が出てきます。

 

そこで今回は、切ったり、炒めたりしない!避難所での調理に役立つアイテム「ポリ袋」「湯煎」で作る

「栄養満点のおいしい災害食レシピ」をご紹介します。

ポリ袋は湯煎(ゆせん)をする料理を作りますので、高密度ポリエチレンを準備してください

 

まずは、食物繊維をたっぷりとることができる、野菜をふんだんに使ったサラダです♪

~たっぷり野菜と豆のサラダ~

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○材料(作りやすい量・5人分目安)○

・乾燥小松菜(または大根葉)...15g ・切り干し大根...15g ・乾燥わかめ...5g ・ドライトマト...5g ・ミックスビーンズ(または水煮大豆)...1パック(缶) ・白炒りごま...大さじ1 ・ポン酢...適量 ・マヨネーズ...適量 ・水(お湯)...大さじ2(様子を見て追加する)

○作り方○

①切り干し大根とドライトマトは、キッチンばさみで小さく切る。

②ポリ袋に乾燥小松菜、切り干し大根、乾燥わかめ、ドライトマトと水(お湯)を入れて戻す。

③野菜がやわらかくなったら、ポン酢、マヨネーズを入れて味をととのえる。

④ミックスビーンズと白炒りごまを入れて混ぜれば完成!

◆『たっぷり野菜と豆サラダ』材料のおすすめ効果◆

・小松菜→カルシウム豊富 ・切り干し大根→食物繊維とカルシウム豊富 ・乾燥わかめ→食物繊維とカルシウム豊富、免疫力アップ ・ドライトマト→抗酸化作用の高いリコピンが豊富

 

栄養バランスをとることも大切ですが、自分好みにアレンジして、おいしく食べることが一番大事ですので、好きな野菜を入れたり、調味料で味を変えたりと自分好みにアレンジしてみてくださいね。

 

         

つづいては、ポリ袋と鍋、ガスコンロを使って湯煎(ゆせん)で作る!食べ慣れたいつもの味で、日常を取り戻すきっかけとなるレシピです。

~具だくさん焼きそば~

gogonama_200117yakisoba.jpg○材料(1人分)○

・焼きそば...1玉 ・粉末ソース...1袋 ・乾燥野菜...山盛り大さじ3 ・コーン缶...大さじ2 ・ツナ缶...大さじ1 ・マヨネーズ...少々 ・水(お湯)...大さじ2

乾燥野菜→キャベツ、にんじん、小松菜、大根(キャベツみそ汁の具)、ほうれん草

○作り方○

①ポリ袋に乾燥野菜と水(お湯)を入れて戻す。

②①に焼きそばと粉末ソースを入れて、ポリ袋を振って混ぜ、15分湯煎(ゆせん)する。

③お好みでコーンとツナをのせ、マヨネーズをかければ完成!!

◆『焼きそば』材料のおすすめ効果◆

・コーン→たんぱく質豊富、ビタミンや鉄分などの栄養素が詰まっている 

・ツナ→たんぱく質豊富、DHAやEPAなどの栄養がたっぷりなので、油ごと使いましょう。

 

                         

つづいては、湯煎(ゆせん)で作る甘いデザートです♪ 

災害時に甘いものを食べると気持ちも和らぐことができますよ。

~みんなが笑顔になる!カルシウムたっぷりプリン~

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○材料(作りやすい分量・2人分目安)○

・卵...1個 ・牛乳(豆乳でもOK)...100ml ・砂糖...大さじ1 ・シロップ...適量

○作り方○

①ポリ袋に材料を入れて、ポリ袋を振ってよく混ぜる。(※ポリ袋はSサイズを使用)

②弱火で20分湯煎する。(火が強いと中に空洞ができるので、火加減に注意)

③可能なら冷やして、ポリ袋をお皿のように広げて、シロップをかければ完成!!

 

牛乳は、常温で保存できるロングライフ牛乳があります。常温で1か月保存できますよ。


最後に、災害時に役立つ!「新聞紙スリッパ」の作り方をご紹介します。

gogonama_200117surippa.jpg<新聞紙スリッパの作り方>

gogonama_200117_1.jpg①新聞の全面を縦2つに折り、さらに4つにたたんで折りしろをつける。

 

 

 

 

 

  

 

 

 

gogonama_200117_2.jpg②上から4分の1のところを前に折り、もう一度、前に折る。

 

 

 

 

 

 

 

 

gogonama_200117_3.jpg③縦に3分の1の折りしろをつける。

 

 

 

 

 

gogonama_200117_4.jpg④それぞれの折りしろを後ろに折る。裏側の部分をはさみこむように重ねる

 

 

 

 

gogonama_200117_5.jpg⑤スリッパのつま先の部分の角を三角に折って、内側に折り込む。

 

 

 

 

gogonama_200117_6.jpg⑥スリッパのかかとの部分、はしから1センチあたりに縦1センチほどの切り込みを入れる。(ビリっとやぶくような感じで)

 

 

 

 

gogonama_200117_7.jpg⑦切り込みを重ねて、かかとの部分が立つように形を整えながら、セロハンテープで止める。

 

 

 

gogonama_200117_8.jpg⑧スリッパを裏返し、底の部分を三角に折り、中に折り込めば完成!

 

 

 

 

 

 

 

【NHK神戸放送局】

阪神・淡路大震災25年、今だからこそ <HPはこちら!>

 

ごごナマ中継でお伝えしました【「震災の絵」展】

阪神・淡路大震災25年 9131「-絵がつなぐ あの日とそれから―」<HPはこちら!>

 

 

阪神・淡路大震災から25年の節目をむかえた今だからこそ、防災について改めて対策を考えるきっかけにしてください。

ごごナマおいしい金曜日ではとっておきの週末の過ごし方をこれからもたくさん紹介していきます!!

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お便りお待ちしておりまーす♪

 

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