2021年02月18日 (木)
19日の日中 天気回復 寒さも緩む
きょう18日からあさって20日にかけて、縦から横へと変化します。何が変化するのかというと、等圧線です。きょうは日本付近の等圧線は縦じまでした。冬型の気圧配置が強まっていました。近畿地方では北部を中心に雪が降り、大阪などでも一時的に雪が舞いました。
あす19日は西から高気圧が移動してくるため、等圧線が縦じまではなくなっていきます。冬型の気圧配置が緩むことにより、近畿地方はあすは雪はやみ、日中は各地で晴れ間が広がりそうです。
あさってになると等圧線は横じまになります。縦から横へと変化すると、上空の空気も入れ替わります。寒気が抜けて、暖かい空気が流れ込んできます。あすには寒さが緩み、あさって以降は春の暖かさとなりそうです。
ただ、近畿地方は本格的な花粉のシーズンに入っています。暖かくなるとともに、花粉の飛ぶ量が多くなりそうです。21日日曜日、22日月曜日は各地で非常に多い予想です。とうとう花粉症にはつらい時期になります。マスクはもちろんのこと、予防薬を飲み、眼鏡をしたり、対策していきましょう。
※予報は18日午後7時現在のものです
気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)