えりの気象日記

2020年12月01日 (火)

2日は近畿北部も含めて晴れ間見られる

きょう12月1日は京阪神など近畿中部や南部では晴れた時間が長くなりましたが、近畿北部では雨が降ったりやんだりとなりました。まさに近畿北部は時雨でした。

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時雨とは晩秋から初冬にかけて、日本海側の地域でぱらぱらと降ってはやみを繰り返す雨のことです。「時雨」がつく言葉はいくつかあります。このうち季語が冬ではないものはどれでしょう。

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問題は簡単ですね。答えは「蝉(せみ)時雨」でした。多くの蝉の鳴き声を雨に見立てた夏の季語です。そのほかは冬です。ちなみに朝時雨のほか、夕時雨、小夜時雨というものもあります。村時雨は一時的に激しく降る雨、初時雨はシーズンになってから初めて降った時雨です。

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近畿北部に時雨をもたらしたのは上空の寒気です。寒気はあす2日にかけて北上し、近畿北部から抜けていきます。このため、近畿北部は天気が回復しそうです。

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あすの天気の移り変わりです。豊岡や舞鶴は朝までは雲が広がりやすいですが、その後は晴れ間が見られそうです。そのほか各地、日中は晴れる時間が長く、日ざしがたっぷりと降り注ぎそうです。

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※予報は1日午後7時現在のものです

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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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