2020年11月11日 (水)
12日朝 空気冷たく感じそう
11日夜は冷え込みが強まりそうです。12日朝にかけて10度を下回るところが多いでしょう。豊岡や舞鶴は5度くらいまで下がる見込みです。空気が冷たく感じられそうです。
上空の寒気は北上し、あす12日には近畿地方から抜けていく見込みです。日中は気温が上がるようになります。
きょう11日の大阪は日中も15度に届かず、11月下旬並みの気温となりましたが、あす以降は気温が上がり、14日土曜日以降は20度以上となりそうです。16日月曜日の21度というのは、10月下旬並みの気温で、季節が逆戻りしたような暖かさとなりそうです。
あすの予報です。あすは各地、晴れ間はありそうです。ただ、近畿南部では午前中は雲が広がりやすく、雨のぱらつくことがあるかもしれません。
さて、「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざは聞いたことがありますよね。柿が赤く色づく秋は、気候が良く患者が少なくなるため、医者は青くなるという内容です。調べていくと、柿だけではなく、ほかの果物でも似たようなことわざがあるんです。ただ、このうち一つだけ、医者の顔が青くはならず、逆に忙しくなってしまうということわざがありました。それはどれでしょう。
正解はビワでした。色づき始める時期が関係していて、ミカンとユズは秋から色づいていきますが、ビワは夏です。夏の時期は病人が多く、医者が忙しくなるということから、「ビワが黄色になると医者が忙しい」というものが生まれたようです。
※予報は11日午後7時現在のものです
気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)