2020年09月01日 (火)
まもなく新たな台風が... 進路しだいで近畿も影響
台風9号の中心から離れている近畿地方ですが、台風周辺で吹く風により湿った空気が運ばれてきて、間接的な影響を受けます。
和歌山県や奈良県、滋賀県を中心に断続的に雨が降る見込みです。そのほかの地域もあす2日の午後、ところによって雨が降りそう。念のため傘があったほうがよさそうです。
台風9号の次の台風がもうまもなく発生する見込みです。日本から比較的近いところにできそうです。
台風へと発達が予想される熱帯低気圧がある場所は、海面水温がかなり高く、30度以上のところです。海面水温が高ければ高いほど、台風は発達しやすいです。どの程度の勢力になるかはまだ分かりませんが、注意が必要です。
その台風の進路しだいでは、6日の日曜日に近畿地方は影響を受け、大雨や大しけとなるおそれがあります。週末に予定がある方などは、変更も含めて考えたほうがよいかもしれません。
気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)