2020年08月27日 (木)
28日 念のため折りたたみ傘を
あす28日の天気の移り変わりです。大津は午前中、雨が降る見込みです。そのほか傘マークがついているところはありませんが、午後、ところによって雨が降りそうです。
午後になると、紀伊半島の南東側で雨雲が発生しそうです。和歌山や奈良を中心に雨の降るところがあり、大阪にも雨雲が流れ込むかもしれません。念のため折りたたみ傘があったほうがよさそうです。局地的には雨雲が発達し、激しい雨の降るおそれがあります。
来週にかけての予報です。きのう26日までと変わっています。来週9月1日火曜日から3日木曜日にかけて近畿南部で雨が降りそうです。予報が変わった原因は、きょう27日発生した台風の卵=熱帯低気圧です。
こちらは30日日曜日の予想天気図です。熱帯低気圧が今後、北上する見込みです。まだ熱帯低気圧が発生したばかりで、台風への発達は予想されていませんが、今後、台風になる可能性が十分にあります。
その理由は高い海面水温にあります。熱帯低気圧や台風のエネルギーは海面から受ける水蒸気で、海面水温が高いほどエネルギーが供給されるため、発達するんです。今後、熱帯低気圧が進んでくるところは海面水温がかなり高い状態です。
台風と熱帯低気圧との違いは最大風速です。最大風速が17.2メートルを超えると台風と呼び名が変わります。
※予報は27日午後7時現在のものです
気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)