えりの気象日記

2020年08月14日 (金)

まだまだ暑さ続く 熱中症対策しっかりと!

きょう14日も各地気温が上がりました。近畿地方で最も気温が上がったのは、奈良県上北山村で、最高気温は38.3度でした。次いで、奈良県十津川村風屋で37.5度を観測したほか、京都なども最高気温は37度台でした。

eri2020081401.pngこちらは各地のことしの猛暑日の日数です。京都が最も多く、きょうを含めて10日ありました。次に多いのは奈良で9日です。盆地の京都、奈良は日中の気温が上がりやすいため、猛暑日の日数も多くなります。一方、神戸はきょう、ことし初めての猛暑日でした。

eri2020081402.jpgこちらは熱帯夜の日数です。最も多いのは大阪で23日、次いで神戸で21日です。大阪や神戸で熱帯夜が多いのは、ヒートアイランド現象も考えられますが、海が近いという理由があります。

eri2020081403.jpg日中の日ざしによって温まった海水は、日が沈んでからもなかなか冷めません。このため海に近い神戸や大阪はなかなか気温が下がらないんです。最も多い年では熱帯夜の日数が、大阪で59日、神戸で62日ありました。その記録には並びたくないところです…。

eri2020081404.jpgただ、大阪も神戸もこの先最低気温が25度を下回る日はなく、熱帯夜が続くことになりそうです。そのほか各地、寝苦しい夜が続きそうです。

eri2020081405.jpgまた、各地、来週にかけて猛暑日の日数も増えそうです。京都は、あす15日は38度と高熱レベルの暑さとなりそうです。15日土曜日、16日日曜日も、そして来週も熱中症には厳重に警戒してください。

eri2020081406.jpg※予報は14日午後7時現在のものです

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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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