えりの気象日記

2020年07月31日 (金)

近畿梅雨明け 土日は晴れて暑い!

近畿地方で、7月31日に梅雨明けの発表がありました。平年よりも10日ほど遅い梅雨明けです。6月10日に梅雨入りしてから、6月30日までの降水量です。各地、平年と比べてかなり多くなりました。ようやく、長かった雨の季節が終わりました。

eri2020073101.jpg雨の次は暑さです。週末以降、来週にかけて一段と暑くなりそうです。京都や大阪は連続して35度くらいまで上がりそうです。熱中症にならないために大切なことは、やはり暑さを避けることと水分補給の2つです。熱中症になったことのある方は、そのつらさはよくお分かりだと思います。私もなったことがあり、つらい思いをしました。熱中症は命にもかかわります。十分注意してください。

eri2020073102.jpgあす8月1日の土曜日、あさって2日の日地曜日は、西日本を中心に高気圧に覆われるため、近畿地方もおおむね晴れる見込みです。ただ、夕立があるかもしれません。天気の急変にご注意ください。

eri2020073103.jpgこちらは統計を取り始めた1951年以降、去年までの7月の台風の発生数です。最も多い年で8つ、最も少ない年では1つでした。ところが、ことしはまだ0です。統計開始以来初めて7月の台風の発生数が0になるかもしれません。

eri2020073104.pngところが、8月1日の予想天気図に台風のマークがあるように、1日までに台風の発生が予想されています。発達が早まれば、7月31日のうちに台風が発生するかもしれません。また、台風の卵=熱帯低気圧も発生しています。こちらはまだ台風への発達は予想されていません。7月は台風の発生が0かもしれませんが、8月はそうはいかなさそうです。今後の台風の発生が気になります。

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※予報は31日午後7時現在のものです



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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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