えりの気象日記

2020年07月28日 (火)

29日も傘の出番ありそう

きょう28日は、梅雨前線や低気圧の影響を受けて、東北や北陸で大雨となりました。

eri2020072801.jpgあす29日にかけて梅雨前線は南下する見込みで、近畿地方に近づいてきます。梅雨前線自体の活動は弱まるので、東北や北陸のような大雨にはならない見込みです。

eri2020072802.jpg豊岡や神戸は29日明け方から朝も雨が降りそうです。午後は雨の降るところが多いでしょう。出かけるときに雨が降っていなくても、傘は持っていったほうがよさそうです。

eri2020072803.jpgさて、本来の7月であれば、現れてもおかしくないものが、今月は1度もないものがあります。

eri2020072804.jpg正解は台風です。平年は7月の1か月で3つ以上の台風が発生しますが、今月は発生がありません。5月と6月で、合計2つだけです。

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こちらはきょうの雲の様子です。日付変更線よりも東、赤い丸のところには、ハリケーンがあります。これが日付変更線を越えれば、台風へと名前が変わりますが、勢力が衰える見込みで、台風になることはなさそうです。一方で、フィリピン付近には多くの雲が見られ、いつ熱帯低気圧が発生してもおかしくない状況です。ただし、台風に発達するまでは1~2日かかるため、7月の台風の数はゼロのままで終わりそうです。

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 ※予報は28日午後7時現在のものです



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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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