えりの気象日記

2020年06月22日 (月)

すっきりしない天気続くも 傘の出番はなし

あす23日火曜日の天気の移り変わりです。各地、日ざしは感じられそうですが、雲が広がりやすいでしょう。きょう22日月曜日と同様に、すっきりしない天気になりそうです。ただ、雨の心配はなさそうです。洗濯物は、乾くまでに時間がかかるかもしれませんが、外に干せそうです。

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あすの予想される最低気温と最高気温です。朝は20度を下回らないところが多く、ムシムシしそうです。日中は気温が上がり30度くらいになるでしょう。あすは湿度が高めで、蒸し暑く感じそうです。

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この先の予報です。あさって24日水曜日もすっきりしない天気となるでしょう。25日木曜日には梅雨空が戻り、その後は、雨の降る日が多くなりそうです。

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きのう21日日曜日は、部分日食が見られる、はずでした。近畿地方はその時間帯に雲がかかってしまったため、観察できなかったという方も多かったのではないでしょうか。私もスタンバイしていたのですが…。何とか撮った写真がこちら。太陽の光を目立たせるため、周りの明るさは実際より暗めに抑えています。

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太陽の部分を拡大してみると、どことなく、左下のほうが欠けているのが分かりますでしょうか。日食で欠けて見える部分が最大となる時間の少し前に撮ったものですが、その直後に、厚みのある雲に空が覆われてしまったため、見られなくなってしまいました。

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気象衛星から撮られた、日食当時の地球の画像です。左上のほうに黒っぽい部分が見えるのがわかるでしょうか。これは、月の影です。太陽の光が月にさえぎられるため、このように地球に影が落ちて、そのあたりの地上にいる私たちからは、太陽が欠けるように見えるんですね。次に近畿で日食が見られるのは、3年後の2023年の4月。ただし、紀伊半島の南の地域に限って見られます。大阪なども含めて広く日食が見られるのは、次は10年後、2030年の6月1日です。

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※予報は22日午後7時現在のものです



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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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