2020年06月11日 (木)
１２日にかけて大雨のおそれ 災害に十分注意を
近畿南部を中心に雨の量が多くなっています。きょう１１日午後５時までの２４時間に降った雨の量は、和歌山県古座川町西川で２００ミリを超えています。そのほか１００ミリを超えているところもあります。
南西からの風が湿った空気を運んできて、紀伊半島の南西側の斜面にぶつかることによって、雨雲が発達するんです。
特に、丸で囲んだ紀伊半島の南西側斜面では、発達した雨雲がかかり続けるため、降る量がさらに多くなりそうです。土砂災害の危険性も高まっています。十分注意してください。
きのう１０日の夜は寝苦しかったですね。各地、あまり気温が下がりませんでした。大阪の１１日朝の最低気温は２４度台でした。
寝苦しい夜が続きそうです。土日は下がっても２４度の予想です。寝る前にコップ１杯の水分をとったり、冷房を使ったりして、夜も熱中症にご注意ください。
※予報は１１日午後７時現在のものです
気象予報士 坂下 恵理（さかした えり）