2020年05月20日 (水)
21日は日中ひんやり 羽織るものがあったほうがよさそう
きのう19日は豊岡も大阪も最高気温が25度を超えました。特に豊岡は真夏日一歩手前でした。きょう20日はというと、25度を超えず、きのうのようには暑さは感じなかったと思います。さらに、あす21日、きょうよりも気温が上がらない見込みです。豊岡は20度に届かず、ひんやりと感じそうです。羽織るものがあったほうがよさそうです。
近畿地方からはすでに上空の暖かい空気が抜けています。かわって、あすには上空の冷たい空気が、近畿北部を中心に流れ込む見込みです。このため、きょうよりも気温が上がらない見込みです。
近畿北部はあすもぐずついた天気となりそうです。その理由は日本海の低気圧です。この低気圧は動きが遅いのが特徴で、きょうからあすにかけてあまり位置が変わりません。このため影響を受け続けることになります。
あすの天気の移り変わりです。豊岡や舞鶴は雨の降る時間帯もあり、一日ぐずついた天気が続きそうです。そのほかは曇りの時間もありますが、日ざしは感じられそうです。
きょうは二十四節気の1つ、小満です。陽気がよくなるため、草木などあらゆるものが成長し、天地に満ち始めるころとされています。
二十四節気には、「小」とつくものが、4つあります。小満のほか、小暑、小雪、小寒です。それぞれ暑さや雪、寒さが始まるころとされています。小暑、小雪、小寒の次は、「大」がつく、大暑、大雪、大寒ですが、小満の次は芒種で、「大」はつかないんです。理由は…分かりません。ちなみに小満は麦が穂をつけるころで、小さな満足という意味から小満になったという説もあるそうです。一方、芒種は麦を刈り取り、稲などの種まきをするころとされています。大きく満足している暇もなく、次の仕事に移らなくてはならないんですね。
※予報は20日午後7時現在のものです
気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)