えりの気象日記

2020年05月19日 (火)

20日水曜日は長袖がおすすめ

地上の気温に影響する、上空1500メートル付近の暖かい空気の様子です。きょう19日火曜日の正午の時点では、西日本から北日本にかけて、晴れれば25度以上となる暖かい空気に広く覆われていました。

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こちらはあす20日水曜日の正午の予想です。暖かい空気は南下し、近畿地方からは暖かい空気が抜ける見込みです。前日のようには、気温が上がらないでしょう。

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最高気温25度を超えればおすすめは半袖です。25度に届かなければ長袖がおすすめです。きょうは、各地25度以上でした。半袖で過ごした方も多かったと思います。ところが、あすは25度に届かない見込みです。長袖のほうがよさそうです。

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あすの天気分布です。近畿中部や南部では晴れる時間が長いでしょう。一方、近畿北部はぐずついた天気で、夕方以降は雨の降るところがありそうです。

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ツバメの姿を見るようになりましたよね。「ツバメが低く飛んだら雨」という天気のことわざを聞いたことがある方が多いと思います。これは湿度とエサとなる虫が関係しています。

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雨が近づくと、湿度が高くなります。するとエサとなる虫の羽が湿度で重くなり、高く飛べなくなります。このため、ツバメも低く飛ぶようになるようです。あすは近畿中部や南部では高く飛びそうですが、近畿北部では低く飛ぶかもしれません。

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※予報は19日午後7時現在のものです



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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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