えりの気象日記

2020年03月10日 (火)

11日近畿北部はぐずつく 中部や南部晴れ間みられる

あす11日の予想天気図です。日本付近は等圧線が縦じま模様の冬型の気圧配置となります。それとともに上空の寒気が南下してくるでしょう。

eri2020031001.jpg

寒気の影響を受ける、舞鶴や豊岡など近畿北部は、午前中を中心にぐずついた天気で、雨が降りやすいでしょう。そのほかは多少雲はありますが、日ざしは感じられそうです。

eri2020031002.jpg寒気はそれほど強いものではないため、あすも比較的気温が上がります。15度を超えるところが多いでしょう。ただ、夕方以降は気温が急降下していきます。夜は空気がひんやりしそうです。

eri2020031003.jpg

あすの花粉情報です。天気が回復する大阪など近畿中部や南部では多く飛びそうです。なぜ多く飛ぶかというと、それは、あすが「飛びやすい条件」に当てはまるからです。

eri2020031004.jpg

飛びやすい条件は、文字の最初にKが付きます。「気温が高い日」、「乾燥している日」、「風が強い日」、そして天気が「回復する日」、いずれもローマ字にすると頭文字はKです。

eri2020031005.jpg

雨の日は花粉の飛ぶ量が少ないのですが、翌日、天気が回復すると、その日は当日の分に加えて、花粉が飛ばなかった前日の分もあわせて飛ぶので、いつも以上に飛散量が多くなる可能性があるんです。あすはしっかりと対策しましょう!

eri2020031006.jpg

※予報は10日午後7時現在のものです



parts21004.jpg

気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


ニュースほっと関西 ホームページ

関西 NEWS WEB

 

 

えりの気象日記

もっと見る

ほっと関西ブログ

もっと見る

ニュースほっと関西 特集・リポート

もっと見る

関西 NEWS WEB

もっと見る