えりの気象日記

2019年12月27日 (金)

年末年始 関西のお天気は

きょう27日で仕事納め、あす28日から年末年始のお休みに入られる方も多いと思います。あすは近畿北部の天気も次第に回復、あさって29日は各地で午前中を中心に晴れ。大掃除にはよい日和になりそうです。30日は低気圧によって雨が降る見込みです。その後、大みそかと元日は強い冬型の気圧配置となって、年越し寒波がやってきます。近畿北部は雪が降りそうです。2日以降も冬型の気圧配置が続き、北部はぐずつく日が多いでしょう。

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雨の30日は気温は高めですが、年明け元日は各地寒さが厳しくなります。日中でも10度に届かないところがあるでしょう。2日以降も寒さが続きそうです。

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元旦に初日の出を見に行かれる予定の方は、近畿中部や南部では初日の出が見られそうです。ただし、かなり寒さが厳しいです。山の上では凍える寒さになります。しっかり防寒対策をしてお出かけください。年明け早々、風邪などひかれませんように。

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きょうは大阪市内で昼ごろに虹が見られました。「昼の虹」というのは、冬の時期限定なんです。太陽と反対側にできる虹は、太陽の位置が高すぎると現れません。このため空高くに上る夏の時期は、朝と夕方しか虹は見ることができませんが、冬は太陽がそれほど高くは上らず、昼でも虹が見られるんです。

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ちなみに、虹という漢字は虫へん。なぜなのか?「虫」は、「蛇」の形を字にした象形文字なんです。その蛇に「貫く」という意味のある「工」を添えることで、大空に貫く大蛇=「虹」というわけなんだそうです。

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「えりの気象日記」、来年もよろしくお願いします!よいお年を!

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※予報は27日午後7時現在のものです



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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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