えりの気象日記

2019年12月17日 (火)

18日は朝より夜が寒い

あす18日は朝出かけるときよりも、夜、帰るときのほうが寒く感じそうです。あす朝は比較的暖かく、10度を下回らないところが多く、豊岡や舞鶴のほかは15度前後になり、比較的暖かいでしょう。ただ、夕方以降は気温が急降下していきます。午後9時には10度を下回っているところが多いでしょう。

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空気が入れ代わるのが原因です。今入っている上空の暖かい空気は、あす18日、次第に抜けていき、代わって寒気が南下し、近畿地方に流れ込んでくる見込みです。

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天気の移り変わりです。豊岡や舞鶴など、近畿北部はあすも断続的に雨が降るでしょう。そのほかは雨は降っても明け方まで、朝の通勤や通学のときには傘がなくて大丈夫そうです。日中は晴れ間が戻るでしょう。

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天気予報で、「まとまった雨」ということばを聞いたことがあると思います。気象庁では「まとまった雨」とはどんな定義で使っているでしょうか。

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答えは意外に思われるかもしれませんが、1番。気象庁では、「少雨の状態が続いているときに、一時的にせよ、その状態が緩和されると期待されたときに用いる」とされています。

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いま大阪は、まさにその「まとまった雨」が欲しい状態です。少雨が続いています。大阪では11月、12月と1ミリ以上雨が降った日は、ともにこれまで1日ずつしかありません。きょう17日は久々に雨が降りましたが、次の雨は今のところわからず、またしばらく少雨状態が続くかもしれません。

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※予報は17日午後7時現在のものです


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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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