えりの気象日記

2019年11月25日 (月)

すっきりしない天気 今週後半寒い

あす26日の天気の移り変わりです。晴れ間の見られる時間もありますが、各地、雲が広がりやすいでしょう。また、傘マークがついているところはありませんが、午後は近畿南部では雨のぱらつくことがありそうです。

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あすにかけて高気圧が日本海へと進んできます。ただ、北に偏っている分、近畿南部を中心に湿った空気が流れ込みやすいんです。念のため、おでかけには折りたたみ傘があったほうがよさそうです。

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冬の時期の予報をするとき、平地で雨が降るか、それとも雪になるかは上空の温度がポイントになります。目安は、上空1500メートル付近の気温がマイナス6度以下かどうかです。

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そのマイナス6度の寒気は、今週後半、日本列島にやってきます。徐々に南下し、28日木曜日から29日金曜日にかけて北日本を中心に流れ込みます。今の予想では南下しても北陸までで、近畿地方の平地で降るのは雪ではなく、雨となりそうです。

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ただ標高の高い山では、雪が降る目安の温度は平地よりも少し高く、0度以下かどうかです。その0度の寒気は、木曜日から金曜日に近畿地方に入ってくる見込みです。標高の高い山では雪が降りそうです。

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寒気が入ってくるとともに寒くなります。あす、あさって27日は11月並みですが、木曜日、金曜日と気温が下がって、金曜日は12月中旬並みの寒さとなる見込みです。日中上がっても11度くらいでしょう。

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※予報は25日午後7時現在のものです



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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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