えりの気象日記

2019年11月07日 (木)

近畿北部 あす8日午前中は雨

きょう7日は奈良や和歌山で、今シーズンの最低気温を更新したところがありました。和歌山の高野山の観測地点で0度を下回り、マイナス0.8度まで下がりました。近畿地方で、今シーズン初めての氷点下の冷え込みです。日中は各地20度前後まで上がり、一日の寒暖差が大きくなりました。

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あす8日朝は、前日ほどの冷え込みにはならないでしょう。それは前夜から雲が広がるためです。雲がふたの役目をして、地表の熱を逃がさないようにするため、気温が下がらないんです。日中も、午前中は雲が広がりそうです。日ざしがさえぎられ、前日ほど気温が上がらない見込みです。

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上空の寒気が南下し、近畿北部を中心に流れ込む見込みです。この寒気の影響を受けて、日中はあまり気温が上がらないうえ、近畿北部の天気にも影響します。

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豊岡や舞鶴など近畿北部では、今夜からあすの午前中にかけて、雨が降りやすいでしょう。午後にはやんで、天気は回復へと向かいます。だんだんと晴れ間が戻るでしょう。そのほかの地域は、午後ほど晴れる時間が長くなりそうです。

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私のランニングコースでもある大阪市内の大川沿いでは、桜の木々の葉が色づいてきました。赤みを帯びています。だんだんと変化していく様子が楽しみです。春の花の時期も、もちろんよいのですが、秋の紅葉の時期もきれいで、楽しくなります。

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※予報は7日午後7時現在のものです


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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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