えりの気象日記

2019年08月20日 (火)

21日は近畿北部を中心に雨も

あす21日も、ぐずついた天気でしょう。近畿北部を中心に雨が降ったりやんだりしそうです。局地的には激しい雨の降るおそれがあります。あす午後3時には、京都や大津で雨が予想されていて、曇りの時間が長い中部や南部でも、雨のぱらつくことがありそうです。急な雨に備えて、折りたたみ傘があったほうがよさそうです。

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京都の8月に入ってからの最高気温です。最も高かったのは10日の38度6分。厳しい暑さが続き、35度を超えなかった日は、先週まで計4日だけでした。ところが今週は、きのう19日、きょう20日と35度を下回っています。さらにあす以降も35度を超える予想の日はなく、この先、極端な暑さにはならないでしょう。

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視聴者の方から「湿度が低いほど、気温が高くても過ごしやすく感じませんか?」という質問を頂きました。まさにそのとおりです。気温や湿度から算出する、「不快指数」というものがあります。求める計算式を図にしました。ちょっと複雑ですね。不快指数が「77以上」だと10人中6人を超える人が不快に感じ、不快指数「85以上」だと10人中9人を超える人が不快に感じるといわれています。

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湿度によって、不快指数は変わります。仮に気温が30度だとして、からっと感じる40%の湿度だと、不快指数は76.8。一方、じめじめと感じる70%まで湿度が上がると81.4と、不快指数が「77以上」になるため、6割以上の人が不快だと感じるようになるわけです。

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 この不快指数、きょうの正午ごろには83.1でした。あすの正午の予想でも、きょうと大差は無く、不快指数は84.2。あすも蒸し暑く、大多数の人が不快に感じそうです。

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※予報は20日午後7時現在のものです


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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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