えりの気象日記

2019年07月11日 (木)

すっきりとはいかないが 晴れ間の見られるところも

きょう11日の近畿地方は広い範囲で雨となりました。局地的には激しい雨が降りました。和歌山県で雨の量が多くなり、午後6時までの24時間に潮岬で141ミリ、新宮市で118ミリの雨を観測しました。

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きょう雨を降らせた低気圧は、あす12日にかけて近畿地方から離れていきます。梅雨前線も日本の南の海上に停滞するでしょう。

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あすはすっきりとはいきませんが、晴れ間の見られるところがありそうです。晴れマークがないところも、雲の隙間から日ざしが届きそうです。そして、あすはまた暑くなります。各地30度くらいまで上がりそうです。

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こちらは、きのう7月10日までの10日間に降った雨の平年比です。近畿地方では、南の地域ほど雨が多くなり、潮岬は平年の2倍以上です。一方、北の地域では雨が少なく、大阪は平年の2分の1を下回っています。これは、梅雨前線が日本の南の海上に停滞したことから、前線に近い南の地域ほど影響を受けたためです。

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きょうは向こう1か月の予報も発表されました。降水量は、太平洋側では平年並みか、多い予想です。日本海側では、ほぼ平年並みでしょう。

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※予報は11日午後7時現在のものです


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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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