えりの気象日記

2018年12月27日 (木)

近畿北部では大雪に 中部や南部でも積雪か

きょう27日の午後5時、日本海には風が集まる場所があります。JPCZ=日本海寒帯気団集束帯といいます。風どうしがぶつかるため、雪雲が発達しやすいんです。発達した雪雲は北陸地方に次々と流れ込んでいます。

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JPCZは、あす28日にかけて南下する見込みです。帯状の雪雲が近畿地方へと伸びてくるようになります。断続的に雪が降り、降り方が強まったり、雷を伴ったりしそうです。あす夕方までに降る雪の量は、多いところで近畿北部の山沿いで40センチ、中部の山沿いで30センチなどと予想されています。その後も雪は続き、あす夕方からあさって29日の夕方にかけて、北部の山沿いや中部の山沿いでは、さらに30センチから50センチの雪が予想されています。

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こちらは大阪のきょうからあすにかけての気温変化です。きょうの日中は10度を超えましたが、午後6時現在は9度ちょうどまで下がっています。今夜は冷え込みが強く、気温が急降下していきます。あす朝にかけて3度くらいまで下がるでしょう。けさと比べてもかなり寒い朝になりそうです。午後にかけても気温の上がり方が鈍く、あすは日中も10度に届かないでしょう。風もあり、冷たく感じそうです。

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そのほかの各地も、あすは一日厳しい寒さとなるでしょう。近畿北部では降った雪や雨が冷え込みにより、凍るおそれがあります。あす朝の通勤や通学の際は足元にお気をつけください。日中にかけて気温の上がり方が鈍く、豊岡や舞鶴は5度にも届かないでしょう。マフラーや手袋など、これまで以上にしっかりと防寒対策をしておでかけください。年末のこの時期にかぜなどひかないように気をつけましょう!

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さて、日本海は寒気の吹き出しによる、筋状の雲にびっしりと覆われています。一方で、南に発達した雲の塊があります。実はこれ、台風の卵=熱帯低気圧の雲です。あすには台風へと発達する見込みです。「こんなに寒いのに台風?」と意外に思うかもしれませんが、例年12月にも1個から2個程度は発生しているんです。でも、さすがにことしは、これが最後の台風になりそうです。

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※予報は27日午後7時現在のものです


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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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