えりの気象日記

2018年10月01日 (月)

さわやかな秋晴れに

和歌山県田辺市付近に非常に強い勢力で上陸し、近畿地方を通過した台風24号はきょう1日正午に、北海道の東の海上で温帯低気圧へと変わりました。ただ、きょうの近畿地方、まだ強い風が各地で吹きました。日本付近に描かれている等圧線の本数が多く、間隔が狭くなっています。間隔が狭いほど風が強いことを表します。

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あす2日になると、等圧線の間隔が広がります。そのため風は収まりそうです。大陸からは高気圧が次第に移動してきます。この高気圧に覆われるため、穏やかに晴れるでしょう。晴れはあさって3日にかけて続きます。

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ところが、こちらは4日木曜日の予想天気図です。前線が北上し、次第に近畿地方に近づいてきます。そのため木曜日は次第に天気が崩れるでしょう。南にある台風25号の北上とともに、前線が押し上げられるからです。

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台風25号はすでに非常に強い勢力となっています。今後しばらく北西に比較的ゆっくりとした速度で進む見込みです。5日先の予報ではここまでですが、この先が心配です。予報円とは台風の中心が進む確立が70%のところを表したものです。西側に行けば大陸方向へ、東側に行けば沖縄に近づいたあと、本州へと進む可能性もでてきます。

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台風は太平洋高気圧の中には入ってくることはできません。5日金曜日の時点では北日本から西日本にかけて、広く太平洋高気圧に覆われる見込みです。

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ところが週末にかけて後退してきそうです。一難去ってまた一難、というところでしょうか。今後の情報には注意してください。

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きょうの近畿地方は比較的過ごしやすい陽気になりました。大阪の最高気温は24度7分でした。一方、上空の熱い空気に覆われた関東地方では気温が上がり、夏の暑さが戻りました。東京では30度を超えました。この熱い空気を運んできたのは、台風24号です。あすになると関東地方からも熱い空気は抜けて、西日本を中心とした広い範囲が涼しい空気に覆われる見込みです。

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きょうから10月です。近畿地方ではきょうの関東地方のように真夏日となる日は、ことしはもうないのかというと、そうとは限りません。大阪のこの先の予想最高気温です。25度を超えるかどうかが半袖か長袖か選ぶうえでの目安といわれていて、木曜日にかけては悩む日が続きそうです。ところが金曜日以降はぐんと気温が上がり、30度と予想される日もあります。この週末の暑さをもたらすのも、台風25号です。台風24号のように、熱帯から熱い空気を運んでくるからです。まだ半袖を着る機会はありそうです。

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※予報は1日午後7時現在のものです



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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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