えぇトコ

2023年01月19日 (木)

【行き先情報】天空の城下 雲海が育む朝来はん ~兵庫 朝来市~

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今回は、雲海に包まれる神秘的な姿から「天空の城」と呼ばれる竹田城跡がある、兵庫県朝来市を旅します。とにかく甘い!大地が育む「岩津ねぎ」や、清流の逸品、特産の「黒川大根」など、冬の厳しい寒さに耐え花開く雲海の恵みに出会う旅です。

旅人:友近さん & 内山信二さん

 

①岩津ねぎ

saizueetoko_230119iwatunegi.png朝来の特産、岩津ねぎ。寒暖差が大きい地で、栄養を糖として蓄えるため甘さが増します。岩津ねぎは白ネギと青ネギの中間品種で、太くてやわらかいのが特徴。加熱をするとより甘みが出て、とろっとした食感も楽しめます。ネギを刻んで、豚肉やちくわなどを入れたねぎ焼きや、白い所も青い所も使った天ぷらをごちそうになりました。食べる人を笑顔にする宝のネギ、冬の朝来はんに出会いました。

【番組で紹介した「岩津ねぎ」が購入できる場所】
◆市内各道の駅
「但馬のまほろば」、「フレッシュあさご」、「道の駅あさご 村おこしセンター」
◆市内各直売所
「めぐみの郷 和田山店」、「海鮮せんべい但馬」、「JAファーマーズマーケットたじまんま和田山」
※道の駅、直売所ほか地元スーパーや関西圏の一部スーパー等で販売しています

 

②黒豆

saizueetoko_230119kuromameni.png丹波にも負けないという、甘くてコクのある朝来の黒豆。昼夜の寒暖差が大きい一帯は、朝霧が頻繁に立ち込めるため、おいしい黒豆が収穫できるのだそう。甲子園球場より広い畑で、黒豆を育てるのは村上彰さん。村上さん自慢の、黒豆を使った料理をいただきました。朝来市のふるさと納税の返礼品にも選ばれている、大粒で艶やかな黒豆煮。味付けはせず、黒豆のうま味だけで炊き込んだごはん。ほかにも、黒豆みそを使った絶品のみそ汁をいただきました。

【番組で紹介した「黒豆・黒豆煮」が購入できる場所】
道の駅 但馬のまほろば
住所:兵庫県朝来市山東町大月92-6
電話:079-676-5121
営業時間:平日9:00~19:00、土日祝9:00~20:00

                               

③植物画・野菜尽くし

saizueetoko_230119yasaizusi.png朝来の山里で、食べる野菜はすべて自分で育て、大自然の中で自給自足の暮らしをする大森さん夫婦に出会いました。妻の梨紗子さんは、朝来の自然に魅せられ、身の回りの植物を題材に絵を制作されていて、絵の具には、朝来の土を混ぜたものを使っています。料理の材料に使うのも、身近にある自然からいただく植物。見た目も美しい野菜尽くしの数々をいただきます。自然に寄り添い、山の恵みに感謝して暮らす生活に触れました。

【番組で紹介した「野菜・酵母パン・ハチミツ」に関する問い合わせ先】
「山の葉根」のHPよりお問い合わせください
※酵母パンは4月まで予約が混みあっております

 

④生野銀山(マネキン人形)

eetoko_230119ikunoginnzan.jpg生野銀山は、織田・豊臣・徳川の直轄鉱山として栄え、銀を産出してきました。今は役目を終え、一般に開放されています。人々が働いていた当時の様子や、坑道の仕事を紹介するために設置されたのが、総勢60のマネキン人形。総延長350メートル、地下880メートル。最盛期には2万人が、鉱石の採掘や地下水の排出の仕事などをしていた様子が再現されています。

【番組で紹介した場所】
生野銀山
住所:兵庫県朝来市生野町小野33-5
電話:079-679-2010(株式会社シルバー生野)
詳しくは「生野銀山」のHPをご覧ください

 

⑤黒川大根

saizueetoko_230119kurokawadaikonoden.png朝来自慢の冬野菜「黒川大根」。皮ごと生で食べられ、また料理すると格別のおいしさになるのだそう。黒川大根の生産者で、農家民宿も営む黒田さんの家でいただいたのは、おでん。溶けるようにやわらかく、優しい味が染み込んで美味です。ほかにも、すりおろした黒川大根とネギに、小麦粉を加えて丸めて焼いた大根餅や、ダイコンの皮もムダにせず、おいしく仕上げたきんぴらをごちそうになりました。

【番組で紹介した農家民宿】
農家民宿 まるつね
住所:兵庫県朝来市生野町黒川322
※詳しくは「農家民宿 まるつね」のHPをご覧ください
※黒川大根のシーズンは11月・12月となります

 

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次回の放送もお楽しみに!

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