えぇトコ

2021年05月12日 (水)

めっちゃ深い!森のスゴ技伝説 ~奈良 黒滝村~

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今回の旅の舞台は、村の面積の約97%を林野が占める、奈良県黒滝村。旅人は、大阪出身の塚地武雅さんと、奈良出身の三戸なつめさんです。ロープを使い、高い木や巨木に登って伐採する「特殊伐採」や、山の中でつくるのどごし抜群「三輪そうめん」など、暮らしの中に自然が寄り添う黒滝村で知られざる伝統の技に出会います。

旅人:塚地武雅さん & 三戸なつめさん

                                        

旅した場所♪

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①特殊伐採

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家や道路のそばに生える危険な木を上から少しずつ伐採し取りのぞく「特殊伐採」と呼ばれる仕事。ロープを使って木に登る姿はまさにスゴ技。そんなスゴ技を持つ梶谷さんが、ちょうど特殊伐採をしているところを見せてもらいました。三戸さんもロープを使った木登りに挑戦…。スゴ技の難しさを、身をもって感じました。

 

②ワラビ・めはり寿司

saizueetoko_210512mehariduzusi.jpg特殊伐採のスゴ技師が師匠と仰ぐスゴイ人のもとに連れて行ってもらいました。父の代から山仕事を受け継いできた山の達人は、今の時期にとれる山菜料理を振る舞ってくれました。さらに紀伊山地で働く人の食事として伝わる山の美味「めはり寿司」もいただきました。絶品料理の数々に箸が止まりません。山に生き、山を生かす、そんな人たちの暮らしを実感しました。

 

③水組(みずぐみ)

saizueetoko_210512mizugumi.jpg木がたくさん並ぶ家でスゴ技を持つ指し物職人に出会いました。江戸時代から続くという「水組」。継ぎ目が漢字の「水」のように見えることからそう呼ばれています。通常の指し物と違い、継ぎ目を斜めに切って組み合わせるため見た目にも美しく、外れにくく丈夫だと言います。誰もマネできない唯一無二の技、難しいため職人がプライドを見せるためにつくっているとも言います。物をつくる難しさ、職人のプライドに触れました。

                                             

④透かし彫り

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村のさらに奥、山が一段と近く感じる赤滝の集落にやってきました。そこで出会ったのが達人が見せてくれたのが、木をくりぬいて模様をつくり出す「透かし彫り」。機械の中に、型を張ったスギの板を入れ、砂を吹き付けて型がない部分を抜いていきます。季節によって成長が違うスギ。砂を吹き付けると太くてやわらかい夏の木目が抜け、かたい冬の木目だけ線のように残るスゴ技です。故郷の木がいとおしくてたまらないという達人の技と心に触れました。

 

⑤三輪そうめん

saizueetoko_210512miwasoumen.jpg続いてやってきたのは、森を見おろす山の集落。そんな場所で村唯一のそうめん製造所を見つけました。そうめんをつくるのには村に流れるきれいな水が大事だと言います。そんなそうめんをお家の庭でいただけることに!心地良い日ざしがさんさんと降り注ぐ、都会では味わえないぜいたくをいただきました。

                 

⑥スギの草木染め・茶がゆ

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黒滝村の山が与えてくれる恵みは、ほかにもたくさん。大切に守り受け継がれてきた「草木染め」もその一つです。中でもスギの葉を使った、スギの葉染めは代々受け継いできた木々のおかげでできる恵みです。元は緑色のスギの葉ですが、染めると淡いきれいなピンク色に。さらに山がくれる恵みの料理もいただけることに。米をほうじ茶で煮込んだ「茶がゆ」や、村の特産品の白いキュウリをぬかでよく漬けた「ひね漬け」など、たくさんの山の幸を堪能しました。

 

                                                      

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次回の放送もお楽しみに!

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